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新社会人、新入生へのメッセージを書いた内山永哲さん(左)と企画した大西広太さん=JR加古川駅
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新社会人、新入生へのメッセージを書いた内山永哲さん(左)と企画した大西広太さん=JR加古川駅
桜の花びらをかたどったピンク色の紙には、新生活を応援する言葉が並ぶ=JR加古川駅
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桜の花びらをかたどったピンク色の紙には、新生活を応援する言葉が並ぶ=JR加古川駅
桜の花びらをかたどったピンク色の紙には、新生活を応援する言葉が並ぶ=JR加古川駅
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桜の花びらをかたどったピンク色の紙には、新生活を応援する言葉が並ぶ=JR加古川駅

 「辛い経験はいつか人生の糧になります」-。JR加古川駅コンコースに置かれた黒板に、今春就職、進学した人たちへのメッセージが掲示されている。書いたのは入社2年目の男性駅係員。新型コロナウイルスの感染が広がり始めた1年前、大学の卒業式や入社式がなくなり、不安を抱えたまま社会人となった。まだまだ収束は見通せない。だからこそ、同じ境遇の人たちを励ましたい。そんな思いを込めた。

 同駅で改札や窓口業務を担当する内山永哲さん(23)。仙台市の大学を卒業し、昨年4月に入社した。「環境が新しくなる人たちを応援したい」と今回、中心となって企画した1年先輩の同駅係員大西広太さん(20)から依頼を受けた。

 メッセージは、卒業式や入社式がなくなったことに触れ、「恥ずかしながら学生気分が抜けないまま社会人になり1年が経ちました」と振り返る。卒業旅行も諦め、入社後の研修は中断し、顔が分からない同期社員もいる。今年も状況は好転しておらず、「悔しい思いをした方も多いと思います」と寄り添う。

 白色のチョークで書いた言葉は、仕事に対する前向きな思いへと続く。コロナ禍でも利用客が快適に通勤通学できる駅、自身のように新天地に移った人たちにとっては「気持ちよく帰って来ていただける駅」を目指す決意をつづった。

 内山さんは「世の中がどうなるか分からないけど、気構えず、頑張り過ぎず、自分のペースで進んでいってほしい」とエールを送る。

 黒板のそばには、大西さんが企画した「新生活応援メッセージ」約300点も掲示されている。桜の花びらをかたどった紙に3月、利用客らにしたためてもらったという。いずれも掲示は28日まで。(若林幹夫)

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