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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学生がまばらになった関西学院大のキャンパス=西宮市上ケ原一番町
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学生がまばらになった関西学院大のキャンパス=西宮市上ケ原一番町

 新型コロナウイルスの感染が急激に広がる中、兵庫県内の大学は急きょ、オンライン授業への切り替えやキャンパスへの立ち入り禁止などの対応に追われている。春から対面授業を増やす予定だった大学も「逆戻り」。学生たちは「早く安心して通える大学に」と願うが、状況は厳しい。(中島摩子、金 旻革)

 感染の第4波では、大阪府が大学に原則オンライン授業を要請し、兵庫県もオンラインの積極活用を求めるなど、大学の対応が注目されている。

 加東市と神戸市にキャンパスがある兵庫教育大は、同大の学生に感染が確認されたことなどを踏まえ、5月5日まで「キャンパスへの入構を禁止」とし、授業はオンラインのみと決めた。部活動も禁止する。

 神戸学院大(神戸市中央区)も5月末まで、実習や実験などを除きオンラインに。尼崎、神戸市などにキャンパスがある関西国際大(三木市)も、原則オンラインに切り替える。

 一方、「感染症対策をしっかりしながら、対面によるきめ細やかな教育を継続したい」とするのは、甲南大(神戸市東灘区)だ。基準を「履修登録者150人以内」から「100人以内」に厳しくするものの、対面授業を継続する。

 神戸大(神戸市灘区)や武庫川女子大(西宮市)もオンラインを増やしつつ対面授業も行い、今後は「感染拡大状況や自治体の要請によって柔軟に対応する」。甲南大も同様の考えだ。

      ◇

 昨年度の春学期はほとんどがオンライン、秋学期も7割近くがオンラインで、通学は週1回程度だったという関西学院大(西宮市)。迎えた新年度は「キャンパスで学ぶ機会と学生同士のコミュニケーションの場をできる限り提供したい」と、基本的に対面で実施する予定だった。

 だが、今月10日、第4波によって再び「オンライン授業7割、対面3割」を目安とする方針が示された。昨年できなかった新2年生の入学式が開かれ、約2500人が笑顔を見せた1週間後のことだった。

 社会学部2年の男子学生(19)=神戸市中央区=は「昨年は“失われた1年”だったので、活気あるキャンパスがうれしかった。8日から対面授業が始まったが、5日間で終わってしまった」とため息をつく。

 今回は若者への感染も目立ち、同大でも今月5~11日の新規感染者が19人を数えた。文学部1年の女子学生(18)=明石市=は「通学で乗る満員電車で感染したら怖い。オンライン授業は仕方がない」と話す。

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