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「きこえなかったあの日」の一場面((C)2021 Studio AYA)
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「きこえなかったあの日」の一場面((C)2021 Studio AYA)
「話し合うことで想像の幅が広がっていく。それは排除と反対の方向だと思う」と話す今村彩子監督
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「話し合うことで想像の幅が広がっていく。それは排除と反対の方向だと思う」と話す今村彩子監督

 生まれつき耳が聞こえない映画監督の今村彩子さん(42)が、2011年の東日本大震災で被災した聴覚障害者の生活再建に10年間密着したドキュメンタリー作品「きこえなかったあの日」の上映が17日、神戸市中央区元町通4の元町映画館で始まった。18日は上映後、今村監督と舞子高校環境防災科の生徒3人によるトークショーがある。上映は30日まで。

 今村監督は東日本大震災発生の11日後に宮城県の被災地に入り、聴覚障害者に手話で取材。「避難所で意味も分からないまま周囲について動いた」「罹災(りさい)証明の発行に苦労した」といった証言が寄せられた。

 16年に起きた熊本地震の取材では、福祉避難所に手話や筆談が用意された。18年の西日本豪雨では聴覚障害者自身がボランティアとして泥かきに汗を流す様子も撮影し、少しずつ変わってきた社会を映し出した。

 今村監督は「手話や筆談、身ぶりでも人と人がつながることの素晴らしさを感じてほしい。ろう者と出会い、心を通い合わせるきっかけになれば」とコメントした。

 一般1700円、60歳以上1200円、学生千円。18日の上映は午後2時50分から。元町映画館TEL078・366・2636

(古根川淳也)

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