うどんチェーンの丸亀製麺(神戸市中央区)は21日、同社が展開する「うどんで日本を元気にプロジェクト」で「株式会社TOKIO」(東京都)と連携するとして、東京都内で調印式をした。
丸亀製麺の売上高は、コロナ禍の外出自粛や営業時間短縮の影響を受けて低迷。2月以降、うどんで日本を-と題し、会員制交流サイト(SNS)を活用したPRや、持ち帰り限定のうどん弁当の発売などに取り組んでいる。
TOKIOとの連携では、社長の城島茂さんらが「キッチンカーでの全国行脚」や「うどん食育」「オリジナルトッピング開発」を提案。丸亀製麺の鳶本真章取締役は「地域の方々と共につくる素晴らしいアイデア。今後、具体的に検討していきたい」と歓迎した。
丸亀製麺の持ち株会社、トリドールホールディングスの粟田貴也社長兼最高経営責任者は「手作りでやり遂げるというこだわりがわれわれと相通じる」と語り、城島さんらも「番組などを通じて培ったノウハウやアイデアをぶつけたい」と応じた。(西井由比子)











