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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養や入院調整中で自宅にいる患者の命を守るため、神戸市は23日、中等症以上の患者の往診を市立3病院などが始めたと発表した。市医師会や市薬剤師会と協力し、自宅にいる軽症者の診察も始める。入院調整中の患者の死亡が相次いでおり、対応を強化する。

 市によると、23日時点の自宅療養者(血中酸素濃度が96%以上)は199人、入院調整中の患者(同96%未満)は1599人。4月1日時点では、自宅療養者は71人、入院調整中の患者は312人だった。

 3病院のうち、市立医療センター中央市民病院は、血中酸素濃度(正常値は96%以上)が80%台と症状が重い患者を往診する。呼吸不全に精通した医師や看護師、薬剤師のチームで、ステロイドの処方や酸素投与などを実施する。

 西市民病院と西神戸医療センターは、同濃度が90~93%の中等症患者に対応。重症化を防ぐため、医師が電話診療や往診を行い、必要があればステロイドの処方などをする。一部の民間医療機関も中等症以上の患者の往診に協力する。

 自宅で療養する軽症者の診察は、市医師会に加盟する297(20日現在)の医療機関が協力する。患者の健康状態を確認した保健師が、中等症以上と判断すれば市立3病院などに診察を要請。軽症だが受診が必要な患者は、市医師会の医療機関に診察を要請する。

 市内では、入院調整中だった基礎疾患のない40代男性が自宅で死亡しているのが20日に見つかったほか、21日にも自宅にいた80歳以上の女性が亡くなっている。久元喜造市長は「(入院調整中の患者の死亡について)大変大きな衝撃を受けている。やれることはすべてやる」と話した。(三島大一郎)

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