5月23、24日に兵庫県で実施される東京五輪の聖火リレーで、県実行委員会は26日、ランナーに予定していたビーチバレー女子の村上礼華選手(24)=南あわじ市出身=が辞退し、新たに俳優の阿南健治さん(59)を選んだ、と発表した。
実行委の事務局を務める県教委によると、村上選手は5月24日に南あわじ市内を走る予定だった。東京五輪の日本代表チームを決める試合などの日程と重なったため、大会組織委に辞退を申し出た。
阿南さんは幼少期から18歳まで西宮や尼崎市で暮らしたという。県実行委に提出した自己PR文に「聖火リレーはワクワクするもの。文化芸術面で地域、人々が盛り上がるために、微力ながら何かの活動をしたい」と記している。(斉藤絵美)