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「桜嵐記」で楠木正行を演じる珠城りょう(右)と弁尚侍役の美園さくら(C)宝塚歌劇団
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「桜嵐記」で楠木正行を演じる珠城りょう(右)と弁尚侍役の美園さくら(C)宝塚歌劇団
「舞台上からファンへの感謝の気持ちを余すことなく伝えたい」と話す珠城りょう=宝塚大劇場
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「舞台上からファンへの感謝の気持ちを余すことなく伝えたい」と話す珠城りょう=宝塚大劇場
「舞台上からファンへの感謝の気持ちを余すことなく伝えたい」と話す珠城りょう=宝塚大劇場
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「舞台上からファンへの感謝の気持ちを余すことなく伝えたい」と話す珠城りょう=宝塚大劇場
「娘役として、与えられたことがすべて。すべて受け入れ、成長しようと思ってきた」と振り返る美園さくら=宝塚大劇場
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「娘役として、与えられたことがすべて。すべて受け入れ、成長しようと思ってきた」と振り返る美園さくら=宝塚大劇場
「娘役として、与えられたことがすべて。すべて受け入れ、成長しようと思ってきた」と振り返る美園さくら=宝塚大劇場
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「娘役として、与えられたことがすべて。すべて受け入れ、成長しようと思ってきた」と振り返る美園さくら=宝塚大劇場

 宝塚大劇場(兵庫県宝塚市栄町)で15日、月組の「桜嵐記」「Dream Chaser(ドリーム・チェイサー)」が開幕する。これが退団公演となるトップの珠城りょうと美園さくらは「最後という実感が全くない」というが、「月組のみんなからは『しっかり送り出そう』という気持ちが伝わってくる。全員が輝けるようにしっかり務めたい」と決意を語った。

 「桜嵐記」の舞台は朝廷が南北に分裂した動乱の南北朝時代。南朝側に勝ち目がないことを知りながら、父・楠木正成の遺志を継ぎ、戦い続ける正行(珠城)。南朝の後村上天皇の侍女・弁内侍(美園)は目の前で親を惨殺され、復しゅうに生きる。二人の出会いと淡い恋を経て、正行は敵対する足利方との四條畷の合戦へと向かう。

 敵兵からも慕われた正行は「幹が太いまっすぐな木のイメージ」と珠城。そこに人としての温かさと包容力が加わる。身分にこだわらず、平等に人と接した正行に「共感できる」。負けると分かっていても戦う姿は「いつか来る退団の日まで、真剣に舞台に臨むタカラジェンヌとも通じる」と感慨深げだ。

 2008年に初舞台。近年では天海祐希の7年目に次ぐ入団9年目という異例の早さでのトップ就任で注目された。その後も「男役を極めたいと走ってきた。最後まで、その力量が試される役」と気を引き締める。

 一方の美園は「復しゅうに身をやつす役は初めて。人形のように心が固まった状態から、正行との出会いを通じ、解きほぐれていくさまを見せたい」と抱負を語る。演出の上田久美子から「硬質な印象が魅力」と評されてきたが、今回は「金髪の外国人女優がせりふを言っているようにしか見えない」とダメ出しされたという。だが「娘役として表面的につくろうのに必死だった頃と比べ、飲み込みの早さは“進歩”した」と自信を見せる。

 続く「Dream~」では、明るくさわやか、でもちょっと切ないレビューの主題曲にのせて「前向きな姿を見てもらえると思う」と珠城。美園とのデュエットダンス、終盤、黒燕尾服でのダンスなど、「宝塚らしいショーになる」と口をそろえる。

 トップ就任の際、心境を漢字一文字で「輝」と表現した珠城。今は「希」だという。

 「コロナ禍で多くの人が疲弊する今、軽々しく大丈夫とは言えないが、希望は絶対ある。そう信じたい」

 6月21日まで。東京宝塚劇場では7月10日~8月15日。(片岡達美)

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