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小学校時代から刺激しあい、初の国際コンクールでそろって3位入賞した望月夏帆さん(右)と兵頭柚樹さん=神戸市垂水区、ブレーメンのおんがく館
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小学校時代から刺激しあい、初の国際コンクールでそろって3位入賞した望月夏帆さん(右)と兵頭柚樹さん=神戸市垂水区、ブレーメンのおんがく館

 神戸市垂水区の女子高校生2人が、ニューヨークのピアノコンクール「ピアノハウス国際競技大会」の異なる部門で3位入賞を果たした。クラシック作品の演奏を競う大会で、米国ジュリアード音楽院の俊英ら20カ国、250人が参加。新型コロナウイルス感染拡大でオンライン審査となる中、栄冠をつかんだ。(津谷治英)

 神戸高校3年の兵頭柚樹さん(17)、県立西宮高校・音楽科1年の望月夏帆さん(15)。いずれも幼稚園でピアノを始め、同市垂水区の音楽教室「ブレーメンのおんがく館」で出会った。

 兵頭さんは、超絶技巧と呼ばれる高度な演奏技術を求めるリスト作品が好きで、ダイナミックさが持ち味。望月さんは、ピアノの詩人と称されるショパンの繊細さに憧れ、音の細部に磨きをかけてきた。タイプは違うが、「お互いを尊敬しあってきた」。

 普段から仲がいい2人は、これまで県学生コンクールなどで入賞し、切磋琢磨してきた。同教室の講師・木村アカネさんから同大会への出場を勧められ、挑戦を決めた。

 同大会の審査員はフランツ・リスト賞の実績があるアダム・ジョージさんら。2人は録音用スタジオで演奏し、収録した音源をコンクールへ提出。自宅で審査のライブ中継を見て、受賞を知った。

 中学校時代に吹奏楽部の部長を務めるなど積極的な性格の兵頭さんは、リスト部門に出場。緊張したが、演奏は「リラックスできた」。表現が伝わったか心配だったが、「3位入賞と聞いて不安が喜びに変わった。家で自由に練習させてくれた家族のおかげ」と感謝する。

 望月さんは「15~16歳・自由曲部門」へ。得意のショパンの「エチュード・黒鍵」で入賞した。大会前は1日6時間、鍵盤と向き合ったが、「好きな作品だったので、苦にはならなかった」。秋にニューヨークのカーネギーホールで開かれる入賞者演奏会が楽しみといい、「早く海外の舞台で弾きたい」と笑顔だった。

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