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1円玉(資料写真、kai/stock.adobe.com)
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1円玉(資料写真、kai/stock.adobe.com)
レジ前に置かれた立て札。支援への感謝を記している=神戸市兵庫区東山町1
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レジ前に置かれた立て札。支援への感謝を記している=神戸市兵庫区東山町1
1円玉の束を抱える花崎治良さん=神戸市兵庫区東山町1
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1円玉の束を抱える花崎治良さん=神戸市兵庫区東山町1

 今年2月、金融機関の両替手数料値上げの影響で、小銭の確保に苦しむ高齢の商店主を紹介する記事を掲載したところ、商店主に「不足している1円玉の足しに」として小銭が送られる支援が相次いだ。受け取った花崎治良さん(86)は「あたたかいご支援に胸がいっぱい」と感無量の様子だった。

 神戸市兵庫区の東山商店街で女性用下着専門店「ポプレ」を営む花崎さん。メインバンクの三井住友銀行(東京都)が同月、11~500枚の両替を有料化すると知ったときは、がくぜんとしたという。

 利用客は高齢者が中心、現金決済のみで、小銭の用意が欠かせない。キャッシュレス決済を導入しても、多くの客が利用するとも思えない。「500円玉を1円に替えると、400円の手数料がかかる。商売にならない」と嘆いた。

 だが、記事が掲載され、ツイッターなどで拡散されると、東は関東から西は九州まで、各地から小銭が送られるようになった。「不要な硬貨がたまり困っていた。ぜひ活用してほしい」「必要な方に渡したい。商売繁盛をお祈りしています」などの応援の言葉が添えられていた。

 近隣住民からも直接手渡され、1万円分を超える1円玉が集まったという。両替有料化後は年間約3万円の手数料がかかると見込んでいたが「これで一息つける。本当にありがたい」とほっとした様子。

 おつりが出ないように気を遣ってくれる来店客も増えているといい、花崎さんは「みなさんのおかげで助かった。お客さんの助けもあり1円玉にも余裕ができた」と喜んでいた。(森下陽介)

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