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神戸市立医療センター西市民病院の外観=神戸市長田区一番町2
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 神戸市立医療センター西市民病院(同市長田区一番町2)について、再整備の方向性を検討してきた有識者会議はこのほど、「移転新築が望ましい」とする報告書案をまとめた。これを受けて市は移転先の候補地を検討するといい、6月以降、再整備の基本方針を公表する。(長谷部崇)

 西市民病院には27の診療科があり、病床数は358床。兵庫区、長田区、須磨区本区(北須磨支所管内を除く)の救急の約3割を受け入れる。このエリアの中核病院で、市全体の3次救急を補完する役割も担う。入院・外来患者は長田区、兵庫区、須磨区本区で約8割を占める。

 報告書案は、西市民病院の老朽化と狭さが課題と指摘。最も古い北館は築29年が経過し、配管設備などの劣化が著しいという。病院の1床当たりの面積は68・7平方メートルで、同じ市民病院の市立医療センター中央市民病院(1床当たり104・7平方メートル)や西神戸医療センター(同95・6平方メートル)に比べても見劣りする。

 敷地内に空き地がなく、容積率はほぼ上限に達している。放射線治療の高度医療機器などを導入するスペースがないほか、新型コロナウイルス対応では専用病棟への独立したエレベーターがなく、一般患者との動線分離も難しくなっている。

 有識者会議は再整備の方向性として、①大規模改修②現地建て替え③移転新築-を検討=表。①②は十分な広さを確保できず、工期や救急・手術の休止・制限期間も長期化し、工事中の騒音などで患者の療養環境も悪化するとした。③の場合は、診療制限が約2カ月で済むという。

 有識者会議は、全国公私病院連盟の辺見公雄会長が座長を務め、市医師会や市民間病院協会、市歯科医師会などの各会長や学識者ら12人で構成。昨年8月から5回にわたって会議を開いてきた。

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