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「のろまな爺」の一場面(提供画像)
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「のろまな爺」の一場面(提供画像)

 神戸映画資料館(神戸市長田区)が調査研究の一環として、国産アニメーションの所蔵フィルムについてリストを作成し、デジタル化した作品の一部とともにサイト上で公開している。

 同館は安井喜雄館長(72)の収集を基に、2007年に開館。現在はNPO法人「プラネット映画保存ネットワーク」が運営する。明治期の記録映画からホームムービーまで約1万8千本のフィルムを保管し、民間では国内屈指のアーカイブとして評価されている。

 かつてはコレクターの関心が薄かったアニメも早くから収集し、日本アニメの先駆者・故大藤信郎らの知られざるフィルムを発掘。国立映画アーカイブの複製保存に協力し、近年は神戸芸術工科大と連携してデジタル化に取り組んできた。

 しかしタイトル部分が欠落していたり、映写機に掛けられないほど劣化していたりするフィルムもあることから、20年度に文化庁の助成を受けて、デジタルアーカイブ事業に着手。網羅的な調査やデジタル復元の作業を外部に依頼した。

 リストは暫定版として、1920~60年代前半の278本を掲載。そのうち、大藤の第1作「のろまな爺」(24年)や最初期の宣伝アニメ「カテイ石鹸」(22年ごろ)など4本の抜粋を公開している。

 今回、新たにタイトルを推定できた作品も。将来的には「日本アニメーション映画史」(77年、絶版)を基に、データベースの作成を目指すという。(田中真治)

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