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再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
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再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
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再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
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再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
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再開した展覧会の会場で語るコシノヒロコさん=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
展示会場の様子を見るコシノヒロコさん(右から3人目)=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)
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展示会場の様子を見るコシノヒロコさん(右から3人目)=12日午後、兵庫県立美術館(撮影・長嶺麻子)

 コロナ禍の今こそ、アートが力になれる-。兵庫県に発令された緊急事態宣言の影響で、4月25日から臨時休館していた兵庫県立美術館(神戸市中央区)の展覧会「コシノヒロコ展」が12日、ようやく再開した。芦屋と東京を拠点に創作してきたファッションデザイナー、コシノさんが会場を訪れて「開催期間は短くなったが、心の中にしっかり入る良い展覧会にしたい」と心境を語った。

 歴代コレクションから厳選した代表作約250作とともに、絵画約200点を並べている。「回顧展ではない。現代に通じる物しか出していない」。幅広い世代からの手応えを感じていただけに、臨時休館はショックだった。

 今回の緊急事態宣言の発令後は、芦屋市のアトリエにこもって創作に励んできた。休館が長引かないか、不安は強かった。この日、久しぶりに訪れた会場で「きれいな色を見るだけで元気になれる」と感じた。

 「こういうときこそ文化が必要。元気をつけていただくときに大事になる。芸術は人の心の中に安定感を生む。自粛で閉塞的な考え方になってしまう今こそ、美術館は力になれる」と信じる。その思いが伝わったのか、作品の前では、若者たちが立ち止まり、じっと見入っていた。

 「少しでも時間を取り戻したい」。コシノさんの強い思いと関係者らの尽力で、臨時休館中に予定され、未開催のトークショーや、今週末に開催予定だったファッションショーは6月に延期して実現することになっている(参加者の応募は終了している)。

 6月20日まで。兵庫県立美術館TEL078・262・0901

(小林伸哉)

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