
事業提案の募集について説明する神戸市と神戸電鉄の担当者=神戸市役所
神戸市と神戸電鉄は12日、無人駅など20の駅舎や駅前遊休地を活用したビジネス提案を募るプロジェクト「#(ハッシュタグ)駅活(えきかつ)~チャレンジ~」をスタートさせた。寄せられた提案は審査後、専門家の助言を踏まえて磨き上げ、事業化を目指す。飲食店や小売店の出店などに加え、同市と神鉄は「今までにないアイデアで、駅空間を楽しいところにしたい」と期待する。
両者は連携協定を結び、人口減や施設の老朽化などの課題に直面する神鉄沿線のリノベーション(再生)を図っており、今回のプロジェクトはその第2弾。第1弾では、唐櫃台駅(同市北区)周辺の遊休施設を生かした事業プランを考えるスクールを開いた。予想を上回る参加があり、事業化の検討が進んでいる。
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