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蓄熱マフラー「モーっとねっく」を巻いた子牛=但馬農業高校
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蓄熱マフラー「モーっとねっく」を巻いた子牛=但馬農業高校
モーっとねっくを巻いた子牛を見守る大槻恵美取締役(右)と田中悠斗さん=但馬農業高校
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モーっとねっくを巻いた子牛を見守る大槻恵美取締役(右)と田中悠斗さん=但馬農業高校

 兵庫県丹波市春日町の作業服販売会社オオツキが、蓄熱タイプの子牛用マフラー「モーっとねっく」を開発、販売している。同県養父市八鹿町の但馬農業高校では、先月生まれた但馬牛の子牛2頭がマフラーを巻き、厳しい冬を乗り越えようとしている。(真鍋 愛)

 成牛に比べ、体温調節が苦手な子牛の体調管理に役立ててもらおうと、約半年かけて作り上げた。同社は昨年、子牛用の電熱線入りマフラー「ぬっくモーる」を販売したが、今回の新商品は体温を熱源とするためにバッテリーがなく、軽量になったという。

 モーっとねっくは長さ75センチ、幅12センチ。使用素材は蓄熱性試験で、一般的なポリエステルより最大で3度温度が上昇したという。子牛の体温を逃さないよう、裏面はボアフリース素材で仕上げたほか、内部に防風シートを入れた。面ファスナー式で首の太さに合わせて巻け、洗濯もできる。

 但馬牛72頭を飼育している同校では、12月3日に生まれた雌牛「おじろよし」と、12月13日に生まれた雄牛「幸福和(こうふくかず)」がモーっとねっくを使っている。最初は面ファスナーをはがす音に驚いた様子を見せたが、今はマフラーを着けても嫌がることはないという。生徒と共に世話をする教員は「効果の検証はこれからだが、マフラーを着けていない子に比べると、元気に過ごしている印象」と話す。

 2年生の田中悠斗さん(17)は「牛が風邪をひくと、捕まえて体温を測ったり、注射を打ったりと、1頭につき約10分は時間がとられる。マフラーを巻いたら風邪をひかないかも」と商品に期待。「マフラーで温かくして、餌をいっぱい食べて、農家さんに『いい牛になったな』と言われるように元気に育ってほしい」と目を細めた。

 開発を主導した同社の大槻恵美取締役(52)は「子牛が気持ちよく、少しでも快適に過ごしてくれたらうれしい」と話した。

 税抜き2500円。同社USIMO事業部TEL0795・74・3972

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