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色とりどりの花々が咲く、足立満さんの庭=丹波市青垣町中佐治
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色とりどりの花々が咲く、足立満さんの庭=丹波市青垣町中佐治
河南勲さんが整備した裏山を見つめる妻の眞美代さん=丹波篠山市東古佐
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河南勲さんが整備した裏山を見つめる妻の眞美代さん=丹波篠山市東古佐

 兵庫県・丹波地域の園芸愛好家らが自宅やカフェなど、自慢の庭を期間限定で公開する「たんばオープンガーデン2021」が2年ぶりに始まる。昨年は新型コロナウイルスの影響で、ウェブサイトでの公開にとどめた。担当者は「コロナ禍で心はふさぎがちだか、咲き誇る花木が一服の清涼剤になれば」と話している。(真鍋 愛)

■足立満さん宅=丹波市青垣町中佐治 花木100種類、四季を楽しむ

 パンジー、シャガ、トキワマンサク…。100種類以上の花木が植わる足立満さん(66)=丹波市青垣町中佐治=宅の裏庭はかつて、イノシシとクマを捕らえるおりがあるだけの、無味乾燥な草地だった。

 庭造りに目覚めたのは、信用金庫を退職した約4年半前。元々興味があったガーデニングに本腰を入れ、「せっかくなら多くの人に見てほしい」と、オープンガーデンに参加し始めた。

 テーマは「四季折々の植物が楽しめる庭」。花だけでなくハナミズキなどの木々も植え、手入れには除草剤は使わない。庭の最上部には娘婿が置いた滑り台とブランコがあり、昼下がりには、近所の子どもたちの笑い声があふれる。

 作業は1日約2時間。疲れたらベンチに腰掛け、人気歌謡コーラスグループ「純烈」のアルバムをCDプレーヤーにセット。ビールで喉を潤しながら、丹精した草花をめでる。

 昨年はコロナ禍で庭の公開ができず、「花が寂しく枯れていった」。2年ぶりのオープンガーデンは「次々に咲く花を、自由に楽しんでほしい」とほほ笑む。公開日は25、26日、5月23、24日。

■河南眞美代さん=丹波篠山市東古佐 夫の里山と自然任せの庭

 「庭は最低限しか、手を加えない。よう見たら草まみれやけど、自然のままの庭を楽しんでほしいから」。河南眞美代さん(68)=丹波篠山市東古佐=がちゃめっ気たっぷりに笑う。

 建築士として働く傍ら、約25年前からガーデニングを始めた。最初はプランター。徐々に地植えに移行し、バラやオルレアといった草花、イチゴやサクランボなどの果実まで、多様な花木を育てるようになった。

 眞美代さんに「ぜひ見てほしい」と案内されたのは、庭の裏山。夫の勲さん(78)が約30年前からこつこつと整備した「かんなん里山ガーデン」だ。コシアブラやカエデ、栗などの木が、間伐された山手で、のびのびと枝を伸ばしている。かつての雑木林は、今や子どもたちの遊び場と散歩コースに生まれ変わった。

 勲さんは、60歳の時に患った脳出血の影響で、パーキンソン症候群を発症。徐々に歩くことが難しくなり、維持管理は眞美代さんが担うように。眞美代さんは「世話は大変。でも皆さんが楽しんで来てくださるなら」とほほ笑む。公開期間は25日~5月下旬。庭の見頃は大型連休前後。里山散策は、眞美代さんに一声かけてから。

【メモ】主な公開日は4月25、26日、5月23、24日。丹波篠山市17カ所、丹波市19カ所、加東市1カ所の計37カ所が公開される。丹波地域の園芸愛好家団体「丹波の森花くらぶ」の主催で、19回目。来場者にはマスク着用や消毒などを呼び掛けている。無料。公開時間は午前9時~正午、午後1~5時。ガイドマップや各庭園の公開日は、公式ウェブサイトで見られる。

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