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長楽寺の安達瑞樹住職(右)の法話も楽しめる「栗まんじゅう えくぼ」を発売した鹿生堂の畑茂樹さん(中央)と陽子さん=丹波篠山市乾新町
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長楽寺の安達瑞樹住職(右)の法話も楽しめる「栗まんじゅう えくぼ」を発売した鹿生堂の畑茂樹さん(中央)と陽子さん=丹波篠山市乾新町

 兵庫県丹波篠山市乾新町の老舗和菓子店「鹿生(かせい)堂」が、法話が付いた栗まんじゅうを発売した。法話は長楽寺(同市郡家)の安達瑞樹(ずいじゅ)住職(46)が手がけた。コロナ禍で沈みがちな気分を、笑いと甘さで吹き飛ばしてもらおうと企画。安達住職は店主の畑茂樹さん(59)とともに「まんじゅうを食べて、家族や親しい友人と笑い合う機会をつくれたら」と話している。(綱嶋葉名)

 販売するのは「栗まんじゅう えくぼ」。1910(明治43)年創業の同店が、主に新年に食べられる生菓子「えくぼまんじゅう」をアレンジした。従来の栗まんじゅうよりも2倍の栗を使い、白あんと混ぜて焼きまんじゅうに仕上げた。

 安達住職は、2019年に須磨寺(神戸市)で開かれた「H1法話グランプリ」で優勝した経験がある。同店は長楽寺の檀家(だんか)で、法要などの際に安達住職と「新型コロナで不安な毎日の中、一緒に何かできないか」と意気投合。畑さんの妻・陽子さん(52)がえくぼから笑顔を連想し、「思わず笑顔になる楽しいまんじゅう」を提案した。

 法話は、檀家らとのクスッと笑えるやりとりを絡め、禅の教えをまとめた。「雨奇晴好(うきせいこう)」「夢中夢(むちゅうむ)」「自灯明(じとうみょう)」の3種類用意し、今後さらに増やしていくという。

 畑さん夫婦は「子どもからお年寄りまで楽しんでもらえると思う。(鹿生堂の)新たな目玉商品になれば」と期待を寄せている。

 栗まんじゅうは、2個で520円(税込み)。木曜定休。鹿生堂TEL079・552・0314

     ◇     ◇

【雨奇晴好~雨の日も晴れの日も】

 先日、ご近所の独り暮らしのおばあさんが、「雨の日は、朝から気持ちがふさいでしまうわ」と、私にさみしそうなお顔でお話しされましたので、「私が添い寝しましょか?」なんて冗談をいいましたら、一瞬、固まった後、2人で笑いが止まりませんでした。

 一般的に雨の日はジメジメした感じに憂うつを覚えるという方が多いように思います。ですが、晴れた青空もすてきですが、草木から光るつゆ、雨音の合奏など、雨の日にしか見ることができない素晴らしい景色もあります。

 さあ、おまんじゅうを頬張って、にっこり笑ってみませんか。口いっぱいに広がるおいしさは、雨の日も晴れの日も変わらず、私たちを笑顔にしてくれるはずです。

合掌

長楽寺住職 安達瑞樹

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