兵庫県丹波篠山市のこだわりの食材を生かした「篠山まるごと丼」の２０２１年版パンフレットが出来上がった。市内１１店で提供される多彩な丼の魅力をＰＲしながら、スタンプラリーや新たに取り組む会員制交流サイト（ＳＮＳ）のキャンペーンを紹介している。（堀井正純）

　地元の飲食店などでつくる「丹波篠山ご当地グルメ推進委員会」が発行。まるごと丼は、地産地消や観光振興などを目指し、各店がそれぞれ自慢のレシピを考案した。いずれも丹波篠山産のコシヒカリ▽牛やシカ、イノシシなどの特産肉▽ヤマノイモか旬の地野菜－を用いるのが条件。しゃぶしゃぶの上に、白だしで溶いたふわふわのヤマノイモを掛けた「牛とろろ飯」、「猪肉のミルフィーユ味噌カツ丼」など、味やアイデアを競う。

　ＳＮＳキャンペーンは、「＃篠山まるごと丼」「＃丹波篠山ご当地グルメ」と＃（ハッシュタグ）を付けて、インスタグラムやフェイスブックで投稿してもらう。投稿時の画面データを添え、名前、住所、電話番号、感想を記入して、kanko_div@city.sasayama.hyogo.jpへ送信する。スタンプラリーは、各店でまるごと丼を注文し、食べた際のスタンプを同パンフレットに３店分押印し、郵送する。

　応募期間はいずれも来年１月３１日まで。当選者には地元の特産品が贈られる。市観光交流課ＴＥＬ０７９・５５２・６９０７