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ヨガ教室で受講者とともに瞑想する渡辺顕さん(左)=丹波市春日町棚原、本上田邸
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ヨガ教室で受講者とともに瞑想する渡辺顕さん(左)=丹波市春日町棚原、本上田邸
明治時代に建てられた古民家「本上田邸」=丹波市春日町棚原
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明治時代に建てられた古民家「本上田邸」=丹波市春日町棚原

 120年以上の歴史を持つ古民家「本上田邸」(兵庫県丹波市春日町棚原)で、ヨガ教室「トモ・ヨーガ」が開かれている。開け放たれた居間で「3密」を気にすることなく、90分をかけて瞑想(めいそう)と独特のポーズでリラックス気分を味わう。古民家とヨガの異色のコラボ。初夏の風を受け、ゆったりした時間が流れる。(川村岳也)

 主催するのは、インド滞在を経て同市に移り住んだ渡辺顕さん(54)、トモコさん(50)夫妻。

 明治時代に建てられた本上田邸は、田んぼに囲まれた同市春日町の山あいにある。敷地約2300平方メートル。目印は、樹齢約450年のクスノキだ。9部屋のうち、居間などを教室として開放している。

 本上田邸は長い間空き家だった。オーナーが2015年にリノベーション(改修)し、一時は住居として貸し出していたが、数年前には再び空き家となった。貸し会場としての活用も考えたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け断念。知人のトモコさんに貸し出しを持ちかけた。

 以前からヨガに興味があった渡辺さんは、11年にトモコさんとインドへ半年間移住。ヒンズー教の寺院でヨガを学んだ。帰国後は知人の紹介で丹波市に移り、柏原地域でヨガ教室を開いていた。渡辺さんはオーナーからの提案を快諾。今年3月に同邸に引っ越して、教室を開いている。

 会場となるのは居間などの3部屋。縁側からそよ風が入り、庭の木々のざわめきや小鳥のさえずりが聞こえてくる。渡辺さんによると、畳の上でヨガをする教室は少なく、フローリングとは違って肌が触れても冷えず、「ベストな環境」という。

 同市内を中心に、朝来市や京都府福知山市などから毎月約100人が受講。参加者の1人、丹波市の会社員(35)は「古民家でヨガができるなんて、とてもぜいたく。これからも通いたい」と話していた。

 渡辺さんは「人目につかず、自分自身と集中して向き合える。リラックスして楽に生きられることに気づいてほしい」と話す。トモコさんも「体がほぐれたら気持ちも緩んで、自分というものが分かってくる。長く続けたら人生も変わると思う」とほほえんだ。

 本上田邸では日-火曜日と第2、4水曜日に教室を開いている。要予約、1回2千円(初回無料)。

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