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 18日に投開票され、総務官僚出身で元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=が初当選した兵庫県知事選。丹波地域で斎藤氏は46%を得票し、丹波市では5割を超える強さを見せた。一方、丹波篠山市では前県副知事の金沢和夫氏(65)が44%で斎藤氏を上回った。

 両市の選挙管理委員会の発表を基に得票率を算出したところ、丹波市では斎藤氏が51%に上り、金沢氏は31%。一方、丹波篠山市では斎藤氏は39%だった。

 丹波市では、自民党県連幹事長を務める地元選出の石川憲幸県議が、斎藤氏を推す会派の中心的役割を担った。林時彦市長は「斎藤さんと金沢さんに市の要望を伝えたところ、2人とも『分かりました』という返事だったため、一方に肩入れはしない」としていた。

 一方、丹波篠山市では、地元選出の小西隆紀県議が、自民県議団の幹事長として金沢氏を支援した。酒井隆明市長は「県での誠実な取り組みから、地方や農村を大切にしてもらえる」などとして、金沢氏支持を明確にしていた。

 こうした両市の県議や市長の動きなどを反映し、同じ丹波地域ながら得票率の逆転が生じたとみられる。

 投票率は丹波篠山市が50・18%(前回比0・17ポイント減)、丹波市が49・35%(同0・9ポイント減)だった。市発足後の知事選では、両市とも過去最低だった。(藤森恵一郎)

■丹波篠山・丹波市長の知事選結果受け止め

 県知事選の結果について、丹波篠山市の酒井隆明市長と丹波市の林時彦市長が19日、神戸新聞の取材に応じた。

 丹波篠山市の酒井市長は金沢和夫氏について「派手さはないが、真面目で誠実、兵庫を思う心がある」と評価。斎藤元彦氏が初当選したことには「みなさんが若い力による改革を期待された。改革すべきは改革してもらいたいが、人口が少ない地方の声、農業や農村もぜひ、大事にしてもらいたい」と注文を付けた。

 丹波市の林市長は、選挙支援の依頼に来た斎藤、金沢両氏に、丹波県民局の存続▽県立丹波医療センターの充実▽市立看護専門学校への県補助金の維持-の3点を要望し、両氏から承諾を得たという。

 斎藤氏に対しては「手腕は未知数。『県民一人一人に寄り添う』と言われていたが、どう実行するか、これからの施策を見ながら応援したい」と期待を込めた。(堀井正純、藤森恵一郎)

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