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焼け跡で現場検証する篠山署員ら=丹波篠山市山内町
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説明会で被災者らから状況を聞き取り、市の対応を伝える市幹部ら=丹波篠山市山内町
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 兵庫県丹波篠山市山内町の木工所から出火し、民家などが焼けた火災は、通報から約16時間後の25日午前8時40分に鎮火した。焼失したのは、火元の木工所を含めた民家など計10軒で、焼失面積は1950平方メートルとみられる。けが人はいなかった。丹波篠山市消防本部と篠山署などは現場検証し、火元の特定のほか、出火原因などを調べた。

 市によると、この火災で焼け出されたのは9世帯14人。市は同日、災害対策本部会議を開き、被災者へ義援金や生活支援物資の提供の呼び掛け▽被災者へ見舞金として1世帯につき10万円の支給-などを決めた。

 現場は、国史跡・篠山城跡から北へ約500メートルの住宅地。24日に起きた火災では、市消防本部から消防車計7台30人が、地元の消防団から消防車両29台220人が、それぞれ出動した。消火作業中に消防本部の署員1人が熱中症になったが、すでに回復した。

 徹夜で消火作業にあたった消防団員の男性(55)は「消防団に入って30年になるが、こんな大火事は初めて。災害並み」と疲れた表情。広範囲に延焼した理由を「晴天続きで空気が乾燥し、風もあった。火元の木工所に可燃物が多かったのも影響したのだろう。悪条件が重なった」と話した。

 同市の酒井隆明市長や市幹部らは25日午前9時から、山内町公民館で被災者や地元住民ら向けの説明会を開いた。酒井市長は「市としてもできるだけ生活支援をしたい」とし、市営住宅への入居が可能なことなどを伝えた。

 被災者からは「動転して何も分からず逃げ出して、手元に何もない」「両親が焼け出されたが、母は要介護でどうすればいいのか」「がれきの撤去は重機などが必要で、個人ではしんどい。市で何とかできないか」などと、窮状を訴えた。

 神戸新聞の取材に、地元の倉橋久志自治会長は「地元もできる範囲で助け合うが、被災者は1人暮らしの高齢者も多い。これだけの大規模火災はこれまでになかったことで、市にも助けてほしい」と訴えていた。

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