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山腹が崩落し、治山事業で修復された「城山稲荷神社」のある山の斜面=丹波篠山市今田町
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山腹が崩落し、治山事業で修復された「城山稲荷神社」のある山の斜面=丹波篠山市今田町
鮮やかな黄色の鳥居。神社のある山は戦国時代、山城だったとされる=丹波篠山市今田町
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鮮やかな黄色の鳥居。神社のある山は戦国時代、山城だったとされる=丹波篠山市今田町

 神社への道は、天へと続くような長い長い石段-。日本人の原風景の一つだろうか? けれど、山頂に鎮座する「城山稲荷神社」(標高306メートル、兵庫県丹波篠山市今田町市原)へと延びるのは、石段ではなく、スキー競技のジャンプ台のような巨大な構造物。法枠工と呼ばれる工法でワッフル状に築かれた部分だけで長さ100メートル近くもある。

 2018年7月の豪雨で、神社のある城山の山腹が大規模に崩壊。境内の一部も失われた。今年3月末までに完了した県の治山事業で、修復・緑化され出現したのが、いま目にしている奇景だ。“傷跡”ともいえる、人工的な斜面だが、植樹などにより、20~30年後には木々の緑で覆われる見込みとか。さて、この先、どう様変わりしてゆくか?

 ユニークなのは境内の鳥居。お稲荷さんといえば「赤鳥居」が代名詞。だが、鮮烈な「黄」が目を射る。大正時代に建てられ、氏子らも「由来は不明」と語る「黄鳥居」だ。

 明治以降、同神社は「徴兵のがれの神」として有名となり、各地から多数の参拝者を集めたという。黄色の鳥居は、「平和の象徴」ともされるが、定かではない。(堀井正純)

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