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スパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンする落語家の桂歌之助さん=丹波篠山市京町
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スパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンする落語家の桂歌之助さん=丹波篠山市京町
スパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンする落語家の桂歌之助さん=丹波篠山市京町
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スパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンする落語家の桂歌之助さん=丹波篠山市京町
店で提供するあいがけカレーとセットのチャイ=丹波篠山市京町
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店で提供するあいがけカレーとセットのチャイ=丹波篠山市京町
納屋を改装した店舗=丹波篠山市京町
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納屋を改装した店舗=丹波篠山市京町

 落語家の桂歌之助さん(50)が25日、兵庫県丹波篠山市京町で古民家を改装したスパイスカレー店「ルーとこめ」をオープンする。「あくまでカレーは副業」と笑いながら、本格的なチキンカレーなど2種類を提供。高座スペースも設けており、「出店を機に地元の人と交流できたら。ゆくゆくは店で落語も披露したい」と、夢を膨らませる。(綱嶋葉名)

 歌之助さんは大阪府高槻市出身。大学で所属していた落語研究会で落語の面白さにのめり込み、1997年、二代目桂歌之助さんに弟子入りした。現在は、関西を中心に全国で高座に上がり、古典落語を披露している。

 仕事で地方に赴くと、「豊かな自然に、心が安らぐ自分に気づいた」という歌之助さん。移住を考えていたところ、長年落語会で訪れ、活動拠点である大阪からのアクセスも良い丹波篠山市が頭に浮かんだ。

 黒枝豆の収穫体験で見た畑の光景や野焼きの香り…。「いいなあと、しみじみ感じた」と振り返る。思い出したのは、テレビ番組が紹介した移住者が店を開く姿。歌之助さんにとっては、長年の憧れだった。

 住居と店舗が併設できる物件を探し始めた。見つけたのは、約500平方メートルの敷地に、母屋と納屋がある古民家。周囲には黒豆畑や丹波篠山の山並みが広がっていた。「この景色を楽しんでもらいながら、趣味で作ってきたカレーを提供できないか」と考えた。何種類ものスパイスを調合して作るスパイスカレーは食べるのも作るのも好き。「カレー屋で落語をするって聞いたことがない。カレーと落語のコラボも面白いんちゃうかなって」。

 店舗スペースとして、納屋を昨年秋から全面改装し、14人分の席を用意。落語ができる高座も設ける。3月末には開店準備の一環として、ファン向けに大阪でカレーを振る舞った。仕込みに10時間以上かかったというが、「おいしい」という笑顔に力をもらった。

 店で提供するのは、定番のチキンカレーと、季節の野菜などを使った日替わりスパイスカレー(いずれも税込千円)の2種類。両方とも楽しめる「あいがけ」(税込1200円)もある。

 開店にあたり、「『落語やめるん?』と聞かれたこともある」と歌之助さん。「心を込めてカレーを作って、人が集まる場所にしたい。丹波篠山で良い空気に触れて、穏やかに暮らすことが落語にも生きれば」と、年内の移住を目標に腰を落ち着けてチャレンジする予定だ。

 店は不定期営業。営業日はフェイスブックとインスタグラムで事前に告知する。9月25、26日は午前11時半~午後3時。各日20食限定で、売り切れ次第終了。

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