現地に赴かず四国八十八カ所の霊場の砂を順に踏んで、お遍路と同じご利益があるとされる「お砂踏み」が、常瀧(じょうりゅう)寺(兵庫県丹波市青垣町大名草)にお目見えした。先代住職の遺品のお砂を使って、紅葉30本が植わる堰堤(えんてい)の前に設けた。伴知憲(ばん・ちけん)住職(64)は「お寺を訪れるきっかけにしてほしい。丹波の新名所になれば」と話している。(谷口夏乃)
「お砂踏み」は交通が不便で、さまざまな事情で四国を訪れることができない人のために、江戸時代に考案された。伴住職によると、丹波地域では初めてという。
お砂は、伴住職の父で先代の伴泰潤(たいじゅん)さんの遺品。今春、部屋を整理していたところ、小さい箱の中に砂が入った薬包紙88個を見つけた。四国八十八カ所霊場の寺院名と札所番号が記されていた。伴住職は「(先代が)大覚寺の伝統学院で学監をしていた時、修学旅行で四国遍路に出掛けていた。その時に収集したのでしょう」と推測する。
「当初、活用は考えていなかった」という伴住職。お砂発見から約1カ月後、四国八十八カ所の13番札所・大日(だいにち)寺(徳島県)の故大栗(おおぐり)住職が夢枕に立ち「信徒のためにお砂踏みを作りなさい」と、告げられたという。
大栗住職は伴住職の修行の見届け人で、修行を終える日に「毎月護摩をたくべし」と指示された。以降、伴住職は護摩をたき、3万円を積み立てた。大栗住職は夢枕で「それを還元しなさい」と語り掛けたという。
屋内が多いお砂踏みだが、同寺ではあえて屋外に設けた。境内に約50本の紅葉が植わる同寺。季節ごとの紅葉の美しさをめでながら「功徳を積んでもらえれば」(伴住職)と、考えたからだ。
出来上がったお砂踏みは、新たに設置した弘法大師像の周りに、寺院名と札所番号が彫られた88枚の石板を配置。石板の下に「お砂」があり、1枚ずつ真言を唱えながらしっかり踏みしめ、最後に大師像に参拝する。巡礼は5分ほどでできる。伴住職は「どんな意味でも思いでもいいので、体験してもらえれば」と話している。
常瀧寺TEL0795・87・5145

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