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リターンでもらえるオリジナルグッズの一部=ヱビスシネマ。
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リターンでもらえるオリジナルグッズの一部=ヱビスシネマ。
ドーナツとカレーパンの新メニューの開発に携わった、「市島製パン研究所」所長の三澤孝夫さん(左)と「ヱビスシネマ。」支配人の近兼拓史さん=ヱビスシネマ。
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ドーナツとカレーパンの新メニューの開発に携わった、「市島製パン研究所」所長の三澤孝夫さん(左)と「ヱビスシネマ。」支配人の近兼拓史さん=ヱビスシネマ。

 兵庫県丹波市氷上町成松に昨年7月に開業したミニシアター「ヱビスシネマ。」が、世界標準の映画上映機材を購入するため、クラウドファンディング(CF)で支援金を募っている。新型コロナウイルスの影響などで資金が枯渇したといい、同シアター支配人で映画監督の近兼拓史(ちかかねたくし)さん(59)=同県西宮市=は「これまでなんとか頑張ってきたが、もう少しだけ皆さんの力をお借りできれば」と話している。(谷口夏乃)

 「ヱビスシネマ。」は、同市内に半世紀ぶりにオープンした映画館。近兼さんが暴力団事務所だった建物を取得、改修した。「丹波らしさ」をコンセプトに、座席シートに国の無形文化財「丹波布」を用い、内装は地域の棚田や山並みを表現。上映作品に応じて、13個あるBOSE製スピーカーの音響を変えるなど、映画監督ならではのこだわりが随所に見られる。

 現在はブルーレイディスクで配給される作品を上映しているが、該当作品は公開中の映画の10%以下。近兼さんは「皆さんが見たい作品を上映できる環境を整えたい」と、オープン前から国内外の大手配給会社の最新作品が上映できるデジタルシネマパッケージ(DCP)購入を目指していた。

 最低導入金額は700万円。しかし、新型コロナ感染防止の追加工事や緊急事態宣言による自主休業などで、購入資金は底をついたという。近兼さんは「世界的な半導体不足の影響で、今回を逃すと、購入のめどが立たなくなる恐れがある」と話す。

 CFの目標金額は300万円で、支援額は千円から。リターンとして、シアターオリジナルグッズのTシャツやクッションなどを提供する。さらに、今春公開予定の近兼さん最新作「銀幕の詩(うた)」のエンドロールに氏名を表記する権利のほか、一日シアター貸し切り権、劇場シートの家庭用リメーク椅子なども用意している。

 受け付けは31日まで。CFサイト「キャンプファイヤー」内で、「ヱビスシネマ。」と検索すると申し込める。「ヱビスシネマ。」TEL0795・88・5910

■鑑賞のお供に 特製ドーナツとカレーパンが登場

 映画観賞のお供にどうぞ-。「ヱビスシネマ。」に、特製ドーナツとカレーパンが登場した。同館支配人の近兼拓史さんは「ここでしか食べられない限定品。足を運んでもらうきっかけになれば」と話している。

 販売が始まったのは「ヱビスドーナツ」と「ヱビスカレーパン」。

 近兼さんの呼び掛けに、市島製パン研究所(丹波市市島町喜多)の三澤孝夫所長(60)が協力した。

 ドーナツは、直径約3センチ。イチゴ味や抹茶味など5種類のドーナツが、1カップに12、13個入っている。「ポップコーン感覚で楽しんでほしい」と三澤さん。

 カレーパンは、近兼さんが3日間かけてつくる看板メニュー「ヱビスカレー」が具材。カレーのおいしさが口コミで広まり、テークアウトを求める声が相次いぎ、カレーパンとして提供することにした。三澤さんは「最初は映画を見るだけだったが、自分の経験を生かして今後もサポートしていきたい」と話している。

 ヱビスドーナツは500円、ヱビスカレーパンは250円。

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