障害や病気のある人たちがキッチントレーラーで、本格フレンチ弁当を販売する試みが兵庫県丹波市内で始まる。就労移行支援事業所を運営する一般社団法人「am*am」(アムアム)=同市氷上町常楽=と、フランス料理店「ル・クロ丹波邸」(同市柏原町柏原)が連携。1月末から、公共施設やイベントなどに出向き、地元の新鮮な野菜を使った、できたての料理を提供する予定だ。(藤森恵一郎)
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アムアムは一般企業への就職を目指す人たちをサポートするため、2019年4月、就労移行支援事業所「志進館」を開所。市内に住む10~50代の14人が就職に必要な知識やスキルを身に付けるため、実習を積んでいる。
その一環として、利用者はル・クロ丹波邸で使う野菜の栽培や、弁当調理の一部を担っている。メニューはいずれもプロが新鮮な野菜を使って作るこだわりの品で、ほとんどがワンコイン(500円)。これまでの販売先は、市役所や診療所などに限っていた。
キッチントレーラーで地域に出向き、広く販売する狙いについて、アムアム代表の八尾由江(ゆうこ)さん(57)は「利用者は社会に出る前に(接客などの)大きな経験を得られる。地域の人たちにとっても、利用者とじかに接することで病気や障害などについて理解してもらう機会になる」と話す。
加えて、志進館の開所以来、農業や飲食、地域と深く関わる中で多くの課題が見えてきたという。耕作放棄地やフードロス、コロナ禍に伴う飲食店の顧客減少など、「それらの課題解決の一助になりたい」という。
昨年、車両を購入するため、ル・クロ丹波邸などのレストラン事業を手掛けるクロフーディング(大阪市)代表の黒岩功さんと協力し、クラウドファンディングを実施。丹波市内や京阪神などの281人から計320万2千円が集まった。車体のデザインは「夢や希望をいっぱい詰めて旅する」という思いを込め、旅行かばんをモチーフにした。
1月末から毎週平日の昼に、市内の公共施設やショッピングセンターなどに出向く予定だ。地域のイベントなどへの出張依頼も受け付け、土日についても相談に応じる。阪神間などへの訪問も考えており、その際は丹波のイベントチラシを配るなどPRに一役買う。
利用者の男性(24)=丹波市=は「接客は得意ではないので不安だけど、いろいろな人に買いに来てもらいたい」。別の男性(22)=同市=も「人見知りなので緊張しそうだけど、たくさんのお客さんに喜んでもらえるとうれしい」と期待を膨らませる。
キッチントレーラーの場所や日程は、アムアムのホームページで随時案内する。アムアムTEL0795・88・5701

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