桜の季節を前に、兵庫県丹波篠山市の観光関係者らが1本のソメイヨシノの行く末に気をもんでいる。俳優の故三浦春馬さんが子役時代に主人公を演じた映画「森の学校」(2002年)に登場するシンボル的な桜が、伝染性の「てんぐ巣病」にかかったからだ。治療には枝の伐採が必要で木の姿が変わってしまうため、関係者は「立派に花を咲かせてくれるうちに、この姿を心に焼き付けていただけたら」と呼び掛けている。(堀井正純)
映画「森の学校」は、丹波篠山生まれの世界的な霊長類学者・河合雅雄さん(1924~2021年)の少年期がモチーフ。地元出身の西垣吉春監督がメガホンを握り、同市内を中心に撮影した。少年・雅雄役を好演した三浦さんが2年前に亡くなった後、作品が再注目され、2020年以降、各地でリバイバル上映が続いている。
市内のロケ地を訪ねるファンらにとって、同市曽地中の川辺のソメイヨシノも聖地の巡礼地の一つ。少年たちが木登りをして遊ぶ桜として、映画のパンフレットやポスターでイラストに描かれ、シンボルとして扱われている。
桜は川の土手に育ち、地元の住民の話では、所有者はいないという。木の様子を確かめた市内の桜守・吉良勉さんによると、樹齢約60年とみられるが、てんぐ巣病に感染。かびの一種のタフリナ菌が原因で、小枝の先端部分が細かくほうき状に異常に分かれ、鳥の巣のようになる。枝を放置しておくと花が咲かなくなり、やがて木全体に広がって枯死してしまうという。
感染した枝を切除し、薬剤を塗布するのが有効で、吉良さんは治療の必要性を指摘。その場合、映画の劇中とは大きく姿を変えてしまう可能性が高いという。丹波篠山観光協会や市観光交流課は「治療の予算はついておらず、当面はこのまま見守っていく」とする。ソメイヨシノの木の近所に住む女性は「治るなら治療してもらい、大勢の人に見に来てもらいたい」と話している。

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