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丹波の木材でできた「キエたん」(左)。2年ほど前から独自にキエーロの普及活動を続け、開発に携わった大地亜紀さん=丹波市
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丹波の木材でできた「キエたん」(左)。2年ほど前から独自にキエーロの普及活動を続け、開発に携わった大地亜紀さん=丹波市

 生ごみは専用の木製ボックスで地球に優しく処分-。兵庫県丹波市春日町平松地域で森林を整備する「平松区森林愛好会」が、間伐材で作った生ごみ処理器「キエたん」を受注販売している。土の中のバクテリアを活用して燃やさず分解することで、エネルギー消費を抑えられるのが特徴。市内在住者には、市が購入額の半分(最大1万円)を補助する。同市が抱えるごみ減量化への一助となるか。(谷口夏乃)

 キエたんは、木製のコンポスト「キエーロ」と丹波市の「丹」を掛け合わせた。使い方は簡単だ。木製ボックスに黒土や培養土などを入れ、日当たりと風通しのいい場所に置いて、生ごみを入れるだけ。市内でキエーロの普及活動をし、キエたんの開発に協力した大地亜紀さん(45)=同市=は「黒土は手に入れにくいが、畑の土でもOK。培養土はホームセンターでも購入できる」と話す。

 大地さんによると、夏場は5日、冬場は10~14日ほどで処理できる。生ごみは水を切る必要もなく、廃油などもそのまま捨てられる。15~20センチほど穴を掘り、生ごみにしっかりと土をかぶせることで、臭いも虫も発生しないという。収集日を気にせず捨てることができ、さらに土の増減もないため、維持費がいらないのが魅力だ。

 大地さんは、2年ほど前から自宅で、自作したキエーロを使っている。「生ごみが一気に減ったことで、ごみの量が半減しました。ごみ袋の節約にもなるし、生ごみネットも不要になりました」と喜ぶ。

 知人から同愛好会を紹介され、開発のためのモニターテストなどに携わってきた。大地さんは「キエたんが、ごみ問題や温暖化などを知るきっかけになり、(対策に向けた)選択肢の一つになれば」と話す。

 サイズは2種類。3~5人家族向けの標準(幅1メートル・奥行き60センチ・高さ60センチ)と、1~2人向けの小型(幅85センチ・奥行き45センチ・高さ60センチ)がある。バクテリアが活発に活動しやすくなるよう、ふたにはポリカーボネート製の波板を施している。

 それぞれ土の上にじか置きする「底なし」と床を汚さない「底あり」(いずれも高さが75センチ)がある。標準(底あり)が2万20円、標準(底なし)と小型(底あり)が1万8040円、小型(底なし)が1万6060円。いずれも別途配送料(2千円)がかかる。

 希望者は、同会に電話(090・8793・6641)するか、メール(hiramatsu123@docomo.ne.jp)で申し込む。市外在住者も購入できる。電話応対は午前9時~午後5時。

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