米国出身の陶芸家で茶人のピーター・ハーモンさん(66)=兵庫県丹波篠山市=が、4日に催される地元イベント「大国寺と丹波茶まつり」を心待ちにしている。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。築約150年という古民家を改修した自宅の広間や茶室を「茶席」の会場として提供してきた。今回も、自ら濃茶の席で茶をたてるほか、自作の茶わんも使いもてなす。コロナ対策で、制約もあるが「ほど良い緊張感の中、おいしい抹茶を楽しんで」と話す。(堀井正純)
米国で陶芸を学び、1981年に、国際文化交流のために来日。現在の妻・千恵さんと出会って結婚し、日本にとどまった。滴翠(てきすい)美術館(同県芦屋市)の付属陶芸研究所で陶芸の研究を重ね、工房兼自宅となる物件を見つけて、88年に丹波篠山に引っ越した。
移住後まもなく、茶の湯の道具の制作を依頼されたのを機に、自らも茶道に親しもうと、藪内流を修業。自宅に4畳半の茶室を設け、庭でミヤマレンゲ、ツバキなど四季折々の花々を育て、「茶花はいつも庭の花」と笑う。京都など各地の茶会にも参加。古い茶道具や書画も集めている。
自らが手掛ける焼き物は白磁や青白磁の器が中心。茶の湯の世界は陶器を用いることが多いが、磁器の茶わんや水指(みずさし)に独自の世界を築く。編んだ竹の模様をアレンジするなど、日本の伝統美を取り入れたモダンな作風で、端正で品格ある作品が多い。
「丹波茶まつり」では、地元の「茶遊会」の主催で、十数年前からハーモン邸での茶席を開催。薄茶の席は広間で、仲間らが担当する。今回は、自らが焼いた陶製の器も用いる予定だ。邸内のギャラリーで作品も鑑賞できる。
若い頃、空手も習っていたというハーモンさんは、背筋が伸び、和服姿もりりしい。むろん、所作は折り目正しく、無駄がない。「お茶の師匠には『人のためのお茶』ということを教えてもらった。茶席では、庭や鳥の声なども一緒に楽しんで」と話している。

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