「兵庫県丹波地域の木材の良さを知ってほしい」-。そんな思いで生まれた「丹波下駄(げた)」の販売が、本格的に始まった。丹波産ヒノキを加工し、鼻緒には国の無形文化財「丹波布」を使った手作りの逸品。開発した衣川武伸さん(48)は「全工程を国内でまかなっているげたは少ない。丹波の木材と伝統技術を再認識してもらえれば」と話している。(真鍋 愛)
丹波市の製材会社で働き、現在は木工所「シグラベース」(同県朝来市山東町矢名瀬町)で社長を務める衣川さん。「丹波地域の上質な木材を知ってほしい」と考えていたが、知る機会といえば、大抵が家の新築時。木材価格が高騰する「ウッドショック」前は、安価な輸入材に押されることも多かった。
「げたなら身近に、定期的に触れてもらえる」と思いつき、4年前から初のげたづくりに取りかかった。工程を学ぼうと、広島県福山市の伝統工芸品「松永下駄」の製造業者に問い合わせ、滋賀県の鼻緒業者も訪ねた。げたを分解して構造や鼻緒のサイズを研究。1年間試作を重ね、ようやく納得いく作品ができた。
こだわったのは「兵庫産」。鼻緒は表地に丹波布、裏地には県内で駆除された鹿の革を使った。「カランコロン」と音が鳴るように、げたの底は県内産牛革を選んだ。丹波布は着物の余り、牛革は表面の本革をとった後に残る「床革(とこがわ)」を使い、環境にも配慮した。
鼻緒は丹波布作家や縫製作家が作製。注文から完成まで1カ月ほどかかる。衣川さんは「いずれはネット販売もできれば。丹波篠山市発祥の丹波木綿を使った鼻緒にもチャレンジしたい」と意気込む。
1足8千円(税抜き)。成人向けのみ。シグラベースに電話で注文し、取りに行く。鼻緒の柄や裏地の色は、仕入れによって変わる。シグラベースTEL079・676・2009(午前8時~午後5時、日、祝、第2、4土曜休み)

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