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自ら栽培した黒豆をひき、練り込んだ「黒豆ざるうどん」=丹波篠山市大山宮
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自ら栽培した黒豆をひき、練り込んだ「黒豆ざるうどん」=丹波篠山市大山宮
「白椿」のすだちうどん
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「白椿」のすだちうどん
農業とうどん店の運営の二足のわらじを履く仲島麻央さん=丹波篠山市大山宮
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農業とうどん店の運営の二足のわらじを履く仲島麻央さん=丹波篠山市大山宮

 そばの人気店が目立つ兵庫県丹波篠山市で、農園を営む仲島麻央(まお)さん(36)が今夏、ランチ限定のうどん店「白椿」(同市大山宮)をオープンさせた。自称「うどんフリーク」。学生時代はうどん店でアルバイトし、長年、四国など各地で讃岐うどんの食べ歩きを続けてきた。麺はもちろん自家製。メニューには自ら育てた黒豆を粗びきして練り込んだ「黒豆ざるうどん」や、夏向けのさっぱり冷たい「すだちうどん」などが並ぶ。(堀井正純)

 母・惠子さん(62)が切り盛りするリサイクル着物などのショップ「野良着屋 白椿」に隣接する屋根だけのスペースに壁を設けて改修。和風でありながらシンプル・モダンで風通しの良い店が完成し、6月下旬に開店した。

 「野良着屋 白椿」は元々、カフェを併設していたが、新型コロナウイルス流行後は感染の懸念から休止状態に。うどん好きの麻央さんの希望もあって、客の回転が速いうどん店へ業態を変えた。

 麻央さんは「白椿農園」の農園長で、特産の大山スイカや黒大豆を栽培。オープン後は、二足のわらじで多忙な日々を送る。

 自慢は、もちっとしながらも腰のある麺と、うまみと透明感のある黄金色のだし。黒豆ざるうどん(千円)は冷やで1日20食限定。黒豆と小麦粉の配分、調合に苦労したという。おすすめのすだちうどんは、1200円。ほかに、おろし醤油うどん、きつねうどん、えび天うどん、かき揚げうどんなどが並ぶ。

 バイク好きの麻央さんは「ライダーの人もぜひツーリングで立ち寄って」とPRしている。

 午前11時~午後2時(土日祝日は午後3時まで)。火曜定休。同店TEL079・596・0133

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