架空料金請求の詐欺被害を防いだファミリーマート柏原下小倉店の店員、西脇早苗さん(69)が、兵庫県警丹波署から署長感謝状を贈られた。心臓が悪いにもかかわらず、店を出た女性客を追いかけ、電子マネーを要求する男と自ら電話でやりとりした。「声をかけて間違っていたら申し訳ないけど、大金をだまし取られたらかわいそうだから」と西脇さん。証言をもとに、当時の状況を再現した。(谷口夏乃)
女性が店を訪れたのは6月22日午後5時ごろ。店内はにぎわっていたが、可能な範囲で退店までの客の動きを見守るよう心がけていた。
少し顔色が悪く見えた女性は20代。電子マネーカードを3枚持ってレジに来た。「これって10万5千円ずつ入りますか」。入金が1万円を超えると、いつも声をかけていた。「こんなにたくさん何に使うんですか。だまされてませんか」「自分で使うから大丈夫です」
通話中だった女性のスマートフォンが気になった。会計を終え、退店しようとする女性を目で追った。電話口に「今購入した」と話す声が耳に入った。
体が勝手に反応した。レジを待つ客に「すみません」と声をかけ、店の外へ。心臓が悪く医者から走ることを止められていたが、「止めなあかんと思った」。
店を出て20~30メートル走って、女性の電話をかわって尋ねた。「なんのお金ですか」。相手の男は「カネダ」と名乗った。「お前だれや」「コンビニのものです」「おばちゃんはひっこんどいて」と言って、切れた。すぐに店へ戻り、同署に通報。電子マネーも返金した。
同署によると、女性は「利用料金の確認がとれていない」などと書かれたショートメッセージが届き、記載された番号に電話をかけたという。「すぐに支払えば9割返金できます。電話をつないだまま、電子マネー10万円分を3枚購入してください。店員に不審がられても『自分の分です』と答えてください」と言われ、指示通り購入していた。
県内で2021年に確認された被害件数は859件(被害額約12億円)。同署には、今年に入り17件(7月20日現在)の相談が寄せられている。中でも電子マネーをだまし取る手口が増加。同署はコンビニエンスストアなどに、購入客への積極的な声かけを呼びかけている。

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