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農家が運び込んだ大山スイカ=大山ライスセンター
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農家が運び込んだ大山スイカ=大山ライスセンター
生産農家が減り、幻のスイカとも呼ばれる=大山ライスセンター
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生産農家が減り、幻のスイカとも呼ばれる=大山ライスセンター

 大玉ゴロゴロ、夏味甘く-。兵庫県丹波篠山市大山地区で、特産品の「大山スイカ」の収穫が真っ盛りだ。集荷拠点で直売所の大山ライスセンター(同市一印谷)には、農家から10キロ近い大玉が運び込まれ、スタッフによる品質チェックや計量などの作業が続く。(堀井正純)

 同地区では皮の分厚い「富士光」と果肉の赤みが強い「祭ばやし」の2種を栽培する。いずれもシャキシャキとした食感で糖度も十分だ。しかし、高齢化などで生産農家は9軒に減り、地元中心に流通する、いわば「幻のスイカ」となっている。

 昨年は約2千玉を販売。今年のできについて、JA丹波ささやま農産販売課の足立克紀さんは「例年より少し成長が早く、大ぶりなものが多い」と話す。

 集荷は8月中旬までの予定。火、金曜に集荷し、毎日午前9時~午後4時に販売。売り切れると次の集荷日まで販売しない。価格は10キロ3千円程度。同センターTEL079・596・0933

    ◇    ◇

■30日、神田神社で祭り

 「大山 ふれあい市場スイカ祭」が30日午前9時から、丹波篠山市大山上の神田神社で開かれる。スイカの重量当てクイズや品評会、ビンゴゲームなど、さまざまな催しがある。

 大山振興会の主催。同市大山地区では特産の「大山スイカ」が栽培されているが、祭りに並ぶのは「大山スイカ」とは異なる地元産のスイカ。品評会では、糖度や色、食感などを審査。地元の大山小学校児童らが育てたスイカも出品される。

 スイカの試食会や地元の伝統食「とふめし」や巻きずしの販売も。大玉スイカや野菜の販売は午前8時から。雨天決行。同会TEL079・596・0001

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