「丹波焼陶器まつり　秋の郷めぐり」が６日から、兵庫県丹波篠山市今田町の立杭地区を中心に催される。２３日まで、「軽トラ市」「土曜マルシェ」など盛りだくさんの内容で、「行楽の秋」を盛り上げる。

　同まつりは例年、１０月の２日間限定だったが、２年前から新型コロナウイルス対策で「密」を避けるため、期間を長めに設定し、今年は１８日間に。スマートフォンを用いた「平日限定スタンプラリー」も、週末以外への来場者の分散を狙って実施する。

　企画のメインは、約５０軒ある窯元での「窯元めぐり市」。値引きや小物贈呈などのほか、ろくろ体験ができる窯元もある。

　呼び物は９日の「チャリティーオークション」。丹波伝統工芸公園「陶の郷」のお祭り広場で、各窯元が出品した焼き物を競売する。司会はＦＭ大阪などで活躍するタレント赤松悠実さん。午前１１時、午後１時半の２回催す。

　軽トラックの荷台に焼き物などを並べる「軽トラ市」は２２日、地区内の道路「宮前線」で、「どどっと土曜市・土曜マルシェ」は８日、１５日に「陶の郷」で。いずれも午前１０時～午後４時。雨天決行。

　丹波立杭陶磁器協同組合ＴＥＬ０７９・５９７・２０３４

（堀井正純）