丹波

  • 印刷
手編みの座布団を寄贈した矢村冬子さん(左)とJR谷川駅の東村善夫駅長(右)ら=JR谷川駅
拡大
手編みの座布団を寄贈した矢村冬子さん(左)とJR谷川駅の東村善夫駅長(右)ら=JR谷川駅

 通勤通学で家族が長年利用してきたJR谷川駅(兵庫県丹波市山南町池谷)に恩返ししようと、同市に住む矢村冬子さん(87)が、手編みの座布団20枚を寄贈した。待合室のベンチに利用され、矢村さんは「寒い季節になるので、少しでも温かく電車を待ってもらえれば」と話している。

 国鉄やJRの元職員でつくる「鉄道OB会」の遺族会員である矢村さんは、編み物が趣味。「何かできないか」と考えながら座布団を編んでいたところ、家族から「(座布団を)プレゼントしたら」と提案され、半年前からこつこつと手作りした。

 座布団(縦横約40センチ)は、ベージュをベースに緑色と紫色を合わせた2種類。丈夫なアクリル毛糸をかぎ針で編み込んだ。ベンチに固定できるようひもも取り付けた。「とにかく手を動かすのが好きで、毎日編んでいました」と矢本さん。

 10月31日にあった寄贈式では、同駅の東村善夫駅長から感謝状とお礼の品が贈られた。東村駅長は「座布団はかなり古くなっていたのでありがたい。地域の方のお心遣いはローカル線ならでは。感謝したい」と話していた。(谷口夏乃)

丹波
丹波の最新
もっと見る
 

お知らせ