丹波

  • 印刷
ご当地グルメ「丹波の赤鬼ラーメン」=丹波市、氷上パーキングエリア内
拡大
ご当地グルメ「丹波の赤鬼ラーメン」=丹波市、氷上パーキングエリア内
「丹波の赤鬼ラーメン」を開発した長島皇貴さん(左)と、土産用「悪右衛門らーめん」を手にする丹波市観光協会の柳川拓三会長=氷上パーキングエリア
拡大
「丹波の赤鬼ラーメン」を開発した長島皇貴さん(左)と、土産用「悪右衛門らーめん」を手にする丹波市観光協会の柳川拓三会長=氷上パーキングエリア

 地元産食材を使った兵庫県丹波市のご当地グルメ「丹波の赤鬼ラーメン」が完成し、北近畿豊岡自動車道(下り線)の氷上パーキングエリア内にある「丹波いっぷく茶屋」で提供が始まった。地域の観光資源を生かした看板商品創出を図ろうと市観光協会が企画、プロデュース。地元の戦国武将・赤井(荻野)直正の異名から命名した。「ラーメン戦国時代」に名乗りを上げて、目指すは全国制覇!? (堀井正純)

 市観光協会が今春、同茶屋の指定管理者となったのを機に企画がスタートした。ラーメンは、市観光協会のコンセプトを基に、養父市でラーメン店「麺屋天下無敵」を営む長島皇貴さん(27)が開発。味付けなど相談を重ね、試行錯誤しながら完成させた。

 名称は、明智光秀による「丹波攻め」に抵抗した黒井城主・赤井直正の異名「丹波の赤鬼」にちなんだ。赤鬼をイメージした赤褐色のスープは、トマトがベースで、地元の黒豆みそ、酒かすなどをブレンドし、濃厚な味わいに仕上げた。麺は中太の生麺で、トッピングの具材にはあっさりめの鶏チャーシューのほか、のり、コーンや小松菜、ネギ、半熟卵を使った。

 店名は「丹波赤鬼ラーメン」。長島さんが店子となって店を運営し、市観光協会へ協力金を支払う。「丹波の赤鬼ラーメン」は850円(大盛り950円)。鶏チャーシュー丼(600円)、ゲンコツ唐揚げ(1個150円)などのサイドメニューや定食もある。午前11時~午後7時で火曜定休。

 「ご当地ラーメンとして市の知名度アップにつながれば。将来的に、市内に赤鬼ラーメンを提供する店が増えてくれれば」と関係者は期待している。

 また、直正の別名「悪右衛門」の名を付けた土産用ラーメン「悪右衛門らーめん」も商品化。半生麺(100グラム)と濃縮タイプのスープ各2人前入り。市内の土産物店などで販売する。

 問い合わせは氷上パーキングエリア内の観光案内所TEL0795・82・9123

丹波
丹波の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 34℃
  • 27℃
  • 20%

  • 36℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

  • 35℃
  • 25℃
  • 30%

お知らせ