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総勢100人で栽培した酒米で造った日本酒「ユメノツヅキ」=2022年11月、丹波篠山市波賀野
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総勢100人で栽培した酒米で造った日本酒「ユメノツヅキ」=2022年11月、丹波篠山市波賀野

 兵庫県丹波篠山市古市地区で里山活性化を目指すグループ「ミチのムコウ」が、酒米栽培プロジェクトの参加者を募集している。2年目の今回も地元の酒蔵「狩場一酒造」(同市波賀野)が協力し、収穫した酒米を発泡性清酒と新酒を秋まで熟成させる「ひやおろし」に加工する。

 同グループはU、Iターンで丹波地域に暮らす有志6人が、森林資源などを活用し、里山の再生や地域経済の循環を目指して2021年に立ち上げた。酒米栽培は、その第1弾として22年から始まった。京阪神地域在住者を中心にのべ530人が、田植えや稲刈りを体験。出来上がった日本酒「ユメノツヅキ」は3日で完売する好評ぶりだった。

 今年も昨年同様、水張りやあぜ塗りなどの田んぼの準備から田植え、草引き、稲刈り、脱穀などに手作業で取り組む。生き物観察や酒蔵見学など米作り以外の体験もある。さらにオプションで、酒を飲まない人や子ども向けに食用米の栽培やあぜで黒枝豆を育てる企画も準備している。

 参加料1口3万円(日本酒720ミミリリットル6本と体験つき)。定員150口。家族やグループでの参加可。2月28日締め切り(定員次第締め切り)。オプション企画はいずれも5千円(収穫物つき)。申し込みは「ミチのムコウ」ウェブサイトから。

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