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児童の突っ張りによろめく千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
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児童の突っ張りによろめく千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
押し相撲で児童と触れ合う千代栄関=春日部小学校
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押し相撲で児童と触れ合う千代栄関=春日部小学校
児童の質問に答える千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
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児童の質問に答える千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
児童の質問に答える千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
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児童の質問に答える千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
腕相撲に負けて悔しそうにする千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校
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腕相撲に負けて悔しそうにする千代栄関=丹波市春日町多利、春日部小学校

 兵庫県丹波市春日町七日市出身で、大相撲の千代栄関(32)=九重部屋=が、母校の春日部小学校(同市春日町多利)を訪れ、児童約100人と交流した。児童らは腕相撲や押し相撲で、関取に果敢に勝負を挑んだ。

 千代栄関は2009年の初土俵から13年半かけ、昨年、新十両に昇進。31歳11カ月で関取になるのは戦後4番目の高齢記録で、大相撲ファンからは遅咲きの苦労人として親しまれている。

 10日にあった交流会は「夢の教室 はっけよい、千代栄関」。03年に卒業した千代栄関は、児童から「おかえりなさい」と拍手で迎えられた。児童は関取の体格やご飯の量に興味津々。千代栄関は「服のサイズは6L」「新弟子の頃は5、6杯山盛りのご飯を食べて体づくりに励んだ」などと、児童の質問に笑顔で答えていた。

 1年生と2年生が各2チームに分かれて挑んだ押し相撲4番勝負では、踏ん張る千代栄関に、8、9人が次々と勢いよく体をぶつけ、児童らが勝つと、歓声が上がった。

 腕相撲に挑んだ6年生の女児(12)は「手がすごく大きくて、柔らかく、パンみたい。テレビで応援したい」と喜んだ。千代栄関は「いっぱいパワーをもらった。来場所いい姿が見せられるように頑張りたい」と話していた。

母親らが後援会設立、生まれ故郷からエール 会長「長く相撲取り続けて」

 千代栄関の母校・春日部小学校での交流会は、「丹波千代栄後援会」の協力で実現した。千代栄関の母親とその友人らが中心となって、昨年11月に設立。生まれ故郷の丹波から、千代栄関にエールを送る。

 会員は現在、約150人。数年前から設立の動きがあったが、角界の習わしで幕下の地位ではかなわなかったという。11日には、ライフピアいちじま(丹波市市島町上田)で「励ます会」を初開催。京都共栄学園高校(京都府福知山市)で千代栄関を指導した柔道部の顧問らが駆け付けた。

 同会会長の柳川拓三さん(68)は「千代栄関は32歳。けがなく、できるだけ長く相撲を取り続けてほしい」と話している。

 同会は会員を募集中で、年会費は個人3千円、法人1万円。氏名(法人名)、電話番号、住所を記載して、同会事務局へファクス(0795・85・0626)で申し込む。年会費の振込先は、後日案内する。千代栄関のサイン入り色紙のプレゼントなどがある。

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