丹波

  • 印刷
2月22日の「猫の日」に合わせ、特設コーナーの準備をする氷上西高校の高校生たちと図書館職員(奥)=丹波市氷上町常楽、市立中央図書館
拡大
2月22日の「猫の日」に合わせ、特設コーナーの準備をする氷上西高校の高校生たちと図書館職員(奥)=丹波市氷上町常楽、市立中央図書館

 「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで「猫の日」となっている2月22日に合わせ、兵庫県丹波市立中央図書館(丹波市氷上町常楽)が、関連のお薦め本などを紹介する特設コーナーを17日から設ける。保護猫活動に取り組む地元団体や高校生有志が協力し、初めて企画された。

 同図書館の視聴覚室で、市内6図書館の蔵書から猫をテーマに小説、児童書、写真集、図鑑など100冊を集めて展示。貸し出しにも応じる。野良猫の保護や里親探しをしている市内のNPO法人「たんばコミュニティハブ」による啓発ポスターや活動紹介のパネル展示もある。

 同法人の岩間里美理事長(51)が1月末、猫の日にちなんだイベント開催を同図書館に提案。神戸新聞で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のPRイベントが昨年7月に市内であった際、同図書館が設けた猫関連本コーナーが好評だったことが実現を後押ししたという。

 15日には、企画を担当した図書館職員と岩間さんが会場を設営。「市内での動物殺処分ゼロ」を目指す氷上西高校の1年生有志「にゃとわんず」の5人も手伝った。岩間さんは動物虐待防止のポスターや、里親募集中の猫のプロフィルなどを掲示。高校生たちは会場を飾り付ける猫の折り紙やイラスト、本の紹介文などを作った。

 岩間さんは「子どもや若い人たちが猫に興味を持つきっかけになればうれしい」。にゃとわんずのメンバーの男子生徒(16)は「活動では小学校を回って去勢手術の大切さなどを伝えている。若い世代に現状を知ってもらい、猫のかわいさにも触れてほしい」と語った。

 月曜休館で23日まで。18日午後1~3時には図書館前で保護猫の里親を募るミニ譲渡会もある。中央図書館TEL0795・82・7100

丹波氷上西高校
丹波の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 40%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ