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賞状を受け取った内田圭介さん(中央)ら。「まだまだこれから。多くの人に参加してもらいたい」と意気込む=神戸新聞丹波総局
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賞状を受け取った内田圭介さん(中央)ら。「まだまだこれから。多くの人に参加してもらいたい」と意気込む=神戸新聞丹波総局
鹿肉解体キャンプの様子=丹波篠山市遠方(提供写真)
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鹿肉解体キャンプの様子=丹波篠山市遠方(提供写真)

 神戸新聞など地方新聞46紙と共同通信社が、全国のまちづくりを応援する「第13回地域再生大賞」の優秀賞に、兵庫県丹波篠山市の草山エリアで森や里山の暮らしを探求するサークル「草むらの學校(がっこう)(旧草やまの草むら)」が選ばれた。20日、神戸新聞丹波総局(丹波市柏原町小南)で表彰式があり、代表の内田圭介さん(50)らが賞状を受け取った。

 同賞は、地域の課題解決や活性化に挑む団体を応援しようと2010年度に創設。今回は「創ろう新時代、希望掲げて」がテーマで、全国の計50団体が受賞した。大賞には、障害者らが農作物の栽培などを担う「花の木農場」(鹿児島県)が輝いた。

 「草やまの草むら」は、森づくりコンサルタントを務める内田さんと、キャンプ場「やまもりサーキット」(同市遠方)の代表・大谷晃平さん(32)を中心に21年設立。京阪神の都市住民らを呼び込んで里山資源の循環利用に取り組み、交流人口や関係人口の拡大にも貢献している。

 ツリーハウス造り、田植え体験、生木を使った木皿やスプーン作り、鹿肉解体キャンプ、かや場再生など多彩なプログラムを展開してきた。今年、「草むらの學校」に改称。4月以降は毎週末、同キャンプ場などを会場に、ネーチャーガイドによる森歩きといったワークショップを開催予定という。

 神戸と丹波篠山を行き来し暮らす内田さんは「内と外の目線でバランス良く見つめ、都市部の人たちに丹波地域をアピールしたい」と話した。

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