丹波

  • 印刷
山あいに静かに顔を出し陽光に照らされるザゼンソウ=青垣いきものふれあいの里
拡大
山あいに静かに顔を出し陽光に照らされるザゼンソウ=青垣いきものふれあいの里

 山あいに春の訪れを告げる「ザゼンソウ」が、兵庫県丹波市青垣町山垣の「青垣いきものふれあいの里」で見頃を迎えている。

 サトイモ科の多年草で北海道や本州の比較的標高が高い所や寒冷地などに分布する。花びらに見える赤紫色の部分は「仏炎苞」と呼ばれる器官で、その内側に丸みのある黄色い花の集まりがある。

 ふれあいの里のザゼンソウはビジターセンター近くの池のほとりにある。かつて但馬地域から分けられたものだといい、青垣の地に春を告げる風物詩として親しまれてきた。今年は2月20日ごろから仏炎苞が顔を見せ始めたという。職員の安達忠清さん(64)は「気温も高くなって春めいてきた。目でも春を楽しんでもらえれば」と話している。

 10日ごろまで見られる見通し。午前9時~午後5時。月曜休み。入園無料。青垣いきものふれあいの里TEL0795・88・0888

丹波
丹波の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 40%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ