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ランプが映り込んだコーヒーを撮影したおじまさんの作品
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ランプが映り込んだコーヒーを撮影したおじまさんの作品
青空と雲が映った作品
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青空と雲が映った作品
おじま恵さんの作品。ランプが映ったコーヒーカップとカラフルな器たち=丹波篠山市河原町(提供)
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おじま恵さんの作品。ランプが映ったコーヒーカップとカラフルな器たち=丹波篠山市河原町(提供)
コーヒーに映る像を撮影したおじまめぐみさんのインスタグラムと作成したフォトブック=丹波篠山市河原町
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コーヒーに映る像を撮影したおじまめぐみさんのインスタグラムと作成したフォトブック=丹波篠山市河原町
おじまめぐみさん
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おじまめぐみさん

 コーヒーカップの中で揺れる、小さな世界を切り取ったユニークな写真展「珈琲(コーヒー)に映る世界」が16日まで、兵庫県丹波篠山市河原町の「珈琲店イクウェイター」で催されている。市内在住のおじまめぐみさんがスマートフォンで撮影した約30点を展示。漆黒や琥珀(こはく)色の液体に、桜や紅葉、カラフルなトルコランプなどが映り込んでいる。(堀井正純)

 おじまさんはノルディックウオーキングの講師。自称「体育会系」で、アートや芸術とはあまり縁がなかった。鏡面になったコーヒーに浮かぶイメージを撮るようになったのは約4年前。同市野中の喫茶店「カフェアーボ」で、コーヒーの表面に青空と木が反映しているのを美しいと感じ、スマホのカメラで撮影したのがきっかけという。

 コーヒー党で、とりわけ深いりが好みというおじまさん。以降、行きつけのカフェで、手のひらに収まる「カップの中の小宇宙」を撮影し続け、交流サイト「インスタグラム」にも投稿。3月には神戸市灘区のカフェで初個展を開いた。

 「座った席に運ばれてきたコーヒーを撮る。何が映るかは巡り合わせ。その日の天候や光、座席で異なる『一期一会』」とほほえむ。カップの中をのぞき込み、日記のように記録する。

 花や木々、空など季節感も映り込む。今回の個展の出品作には、会場のイクウェイターで撮った作品も。店内には青や赤のトルコランプが多数飾られ、カップの中の黒を背景に、鮮やかに存在感を示す。

 会場では作品集として、フォトブック(500円)も販売中。5月10~20日には、きっかけとなったカフェアーボでも写真展を催す。イクウェイターは水・木曜休み。同店TEL080・8143・4913

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