「神明あかふじ米・第３２回県ジュニア軟式野球選手権大会」（県軟式野球連盟、神戸新聞社主催）の神戸地区Ａブロック予選を兼ねた「第３８回全神戸軟式少年野球選抜大会」は９日、北区鈴蘭台東町９の天王ダムグラウンドで決勝があり、本山二少年野球部（東灘区）が５－０で山の街少年野球部（北区）に勝利し、念願の初優勝を果たした。両チームは７月２０日から、須磨区弥栄台５のＧ７スタジアム神戸などである本大会に出場する。

　本山二は初回、木原陽斗（はると）主将（１１）と下居優斗（まさと）選手（１１）の適時打で２点を先制。三回には岡田壮真選手（１１）の本塁打などで２点、六回にも１点を加え、優勢に試合を進めた。先発の梶田慎吾投手（１１）はピンチを背負いつつも粘り強い投球で完封した。

　本山二は３年前、地区予選準優勝で出場した本大会で初戦敗退しており、木原主将は「（地区予選優勝の）勢いで本大会でも優勝したい」と闘志を燃やした。（川村岳也）

本山二
202 001 0=5
000 000 0=0
山の街
（本）梶田－土器屋（山）高橋－松本▽本塁打　岡田（本）▽三塁打　岩崎（山）▽二塁打　木原（本）