神明あかふじ米第３３回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会（県軟式野球連盟、神戸新聞社主催）の西播Ｂ地区ブロック大会の準決勝と決勝が２２日、赤穂市御崎の赤穂元禄スポーツセンターであった。決勝は坂越野球スポーツ少年団が１－０で高雄野球スポーツ少年団に競り勝ち、初優勝した。坂越は７月１７日にＧ７スタジアム神戸（神戸市須磨区）などで開幕する本大会に出場する。

　決勝では、坂越の背番号６、玉石琉斗投手が攻守に活躍。六回２死から左前打で出塁すると、二盗を決めて失策を誘い、一気に生還した。投げても要所を抑え、高雄打線を完封した。

　玉石投手は「無失点を心掛け、何とか点が取れた」と喜んだ。リードした捕手の丸尾龍稀主将は「本大会はチーム一丸となって臨みたい」と意気込んだ。

　高雄は接戦で好機を生かせなかった。（坂本　勝）

　試合結果は次の通り。

　▽準決勝

赤穂西

００１００００│１

１００１００×│２

坂越

（赤）嶋田－宮本（坂）溝口－丸尾▽三塁打　溝口（坂）宮本（赤）▽二塁打　溝口（坂）増田（赤）

高雄

４０１１４│１０

１０１００│　２

尾崎

（５回コールドゲーム）

（高）赤松－脇村（尾）久野、西口－波多野▽三塁打　原田、前田（高）久野（尾）▽二塁打　原田（高）久我（尾）

　▽決勝

高雄

０００００００│０

０００００１×│１

坂越

（高）赤松、原田－脇村（坂）玉石－丸尾▽三塁打　丸尾（坂）