途上の「変革」 検証・JR西日本 尼崎脱線事故3年
「ヒューマンエラー(人為的ミス)を事故の原因ではなく『結果』ととらえていく。個人責任追及型を改め、一歩進んだ安全対策を構築したい」
三月二十六日、大阪市北区のJR西日本本社で開かれた「安全基本計画」の発表記者会見。大型ディスプレーに映し出されたチャート図を示しながら、社長山崎正夫(64)は、新たにまとめた五年間(二〇〇八-一二年度)の安全対策指針の狙いをアピールした。
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