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封筒に匂い袋を詰める生徒ら=上野台中学校
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封筒に匂い袋を詰める生徒ら=上野台中学校
2015年9月に上野台中に飛来したアサギマダラ(提供)
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2015年9月に上野台中に飛来したアサギマダラ(提供)
西村篤巳校長の奥さんお手製の布袋で作られたフジバカマの匂い袋
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西村篤巳校長の奥さんお手製の布袋で作られたフジバカマの匂い袋

 長距離の季節移動をするチョウ「アサギマダラ」が兵庫県三田市で羽を休めるための中継地づくりに取り組む上野台中学校(志手原)の生徒らが5日、6年前に活動を始めた卒業生の成人祝いにプレゼントを準備した。贈るのは、アサギマダラが好む花として学校で育てる「フジバカマ」の葉で作った匂い袋。「三田を出ても、香りを嗅いで古里を思い出してほしい」とし、10日の成人式以降に発送する。

 同校は京都府舞鶴市の中学校からフジバカマの株を分けてもらったのをきっかけに、2015年から「虹プロジェクト」と題して活動を進める。今回の企画は、活動に協力する地元の「志手原校区地域づくり協議会」が提案して実現した。

 5日は市内の小中学校や特別支援学校で3学期の始業式があり、上野台中では式を終え、本年度の生徒会役員や同協議会のメンバーら約15人が教室に集まった。

 匂い袋は、花が咲き終わったフジバカマの葉を乾燥させ、指でつまんで約10センチ四方の布袋に入れた後、リボンで結んで完成。鼻を近づけると桜餅のような優しい香りが楽しめる。生徒らは卒業生約50人分を一つずつ手作りし、生徒会や同協議会からの手紙も添えた。

 虹プロジェクトは、校内の花壇や隣接の遊休農地でフジバカマを育て、市全体をアサギマダラの中継地にしようと、周辺の小学校や地域住民に芽を分けて徐々に範囲を広げる。昨年も9月末ごろに飛来し、活動開始から6年連続で観察に成功している。

 本年度の生徒会長として昨年の活動に参加した3年生の内田悠瑠(はる)さん(14)は「花が咲いたときやアサギマダラが来たときはとてもうれしかった。これからも続けていってほしい」。手紙を書いた坂本葵さん(15)は「楽しい活動だったので、始めてくれた先輩に感謝している。喜んでもらえたらうれしい」と話した。(喜田美咲)

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