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1階入り口で市民を迎える生け花=三田市役所
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1階入り口で市民を迎える生け花=三田市役所

 新年を迎え、兵庫県三田市役所1階には、高さ約3メートルの立派な生け花がお目見えした。縁起物とされる竹や柳を大胆に配し、丑(うし)年にちなんで、かつて農作業に使われた木製の「牛鞍(くら)」(縦約20センチ、幅約50センチ)を梅の古木に載せるという工夫を凝らす。15日ごろまで展示予定。

 手掛けたのは同市に住む茶華道教授の田守栄子さん(90)。牛の背中に付ける「鞍」には荷物を載せたり、綱を介して鍬(くわ)や鋤(すき)を引かせたりしていた。明治時代から使ったものが自宅にあり、丑年に合わせて生け花に生かせないかと考え、市に提案したという。

 作品には自身の山で採れた木々を使うなどし、梅の古木は鞍の形に合うよう曲線の美しいものを選んだ。隣には色映えのいい松やユリ、赤い実をつぼに生けて華やかさを際立たせた。

 昭和初期には戦争に行く男性に代わり、女性が鞍を使って農作業に当たったといい、当時の様子を写真で紹介している。

 田守さんは「コロナ禍で厳しい日々が続いているが、今こそみんなで団結して、爽やかな春が迎えられることを祈っています」と話す。(喜田美咲)

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