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ジュニアオリンピックのメダルを持つ西岡瞳さん=三田市
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ジュニアオリンピックのメダルを持つ西岡瞳さん=三田市

 兵庫県三田市に住む小林聖心女子学院中学校3年の西岡瞳さん(15)がこのほど「JOCジュニアオリンピックカップ」カデ(13歳以上17歳未満)女子エペで3位入賞を果たし、「世界ジュニア・カデ・フェンシング選手権大会」への切符を手にした。五輪代表になる夢に、また一歩近づいた。(喜田美咲)

 JOCは1月7~10日、東京・駒沢オリンピック公園体育館であり、西岡さんはジュニア、カデの2部門の女子エペに出場した。

 カデ部門の準決勝、第2セットまでは両者譲らない接戦だった。第3セットの途中には2点リードで優位に立つも、相手が作戦を変えて接近戦に持ち込んできた際にうまく対応できず、得点を許してしまったという。しかし以前のように優勝を意識しすぎて空回りすることはなく「自分の得意なスタイルを試すなど一戦一戦、丁寧にできた」と振り返る。敗れはしたものの、メンタル面での成長を実感できた場面でもあった。

 大会は感染症対策として入場できるのは選手1人につきコーチ1人のみに限られ、家族も応援できなかった。フェンシング用のマスクの下にはマウスシールドを着けるなど、やりづらい部分もあったが「いつも両親から『足を動かして、腰は低く』などと、忘れた頃にかけてもらっていた言葉は、爪にメモしておきました」と屈託なく笑う。

 小学2年生でフェンシングを始めると「剣に対する野生の勘がいい」と評価され、ぐんぐん力を付けた。現在はアジアカデランキングのエペ部門で2位、フルーレ部門で4位につけており、育成選手の強化合宿にも参加する。

 高校受験も目前に迫っている。授業や練習への移動時間に勉強をしながら、週2日は大人に交じって練習試合をしている。自宅では母や兄に練習に付き合ってもらう日々を送る。同時に、毎週土曜には地域の子どもたちにフェンシングを指導する教室も開く。

 多忙な毎日だが、「自分がやりたいことだから」と前を向く。2月にウズベキスタンであるアジア選手権(新型コロナの影響で延期の可能性あり)に向けて「試合後半まで続く持久力をつけ、失敗したら立ち止まって、試合中に改善していけるようにしたい」と話した。

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