兵庫県三田市を拠点とする野球のさわかみ関西独立リーグ球団「神戸三田ブレイバーズ」にこのほど、野球をこよなく愛する19歳の女性がスタッフとして加わった。野球に関わりたいと会社勤めを辞めて、ゆかりのない三田に飛び込んだ。試合の運営や球団の事務としてチームを支えようと、選手とともに日々奮闘している。(喜田美咲)
鳥取県米子市出身の今野美琴さん(19)。現在はアルバイトで週に2日勤務している。試合では場内アナウンスや一球速報を手掛けるほか、普段は選手の寮の清掃や事務仕事にあたる。
高校1年生の時、テレビでプロ野球の試合を見た。全力で走塁する姿や、状況を見て球種を使い分ける投手の技術に夢中になり、一気にのめり込んだ。一投一打、何が起こるか分からない。何回からでも逆転のチャンスがある。ルールを知れば知るほど、その魅力に取りつかれた。
高校には野球部がなく、マネジャーにはなれなかった。長い休みには、1人バスに乗り、鳥取から京セラドーム大阪(大阪市)まで試合を見に行った。テレビで試合を見ながら、独学でスコアをつけた。3年生の頃には就職先として球団職員を意識するようになっていた。
募集を見つけられないまま時間が経過し、一度は東京で事務の仕事に就いた。それでも野球を忘れられず、日々携われる仕事を探した。今年2月、インターネットで神戸三田ブレイバーズのボランティア募集を見つけた。無償だったが、すぐに心は決まった。「アナウンスできます。スコアブック書けます」。ホームページの問い合わせ欄に思いをこめ、送信した。
その熱意に、川崎大介球団代表が心を動かされた。「球場や球団を使い、若者の夢を応援したい」。無償のボランティアではなく、アルバイトとして雇うことを決めた。
今野さんがスタッフになり、約1カ月がたった。「周りに教えてもらいながら、なんとかやってます」と控えめに話すが、アナウンスは緊張せずにできるようになった。洗濯の際に通る選手の部屋が散らかっていても「もう慣れました」と笑顔できっぱり。
球団は5月から、三田市内の小中高校に選手を派遣し、登校時間に校門前に立つ「あいさつ運動」を予定しており、緊張しながら各校へのアポイントメントを取った。新たな仕事も着々とこなしつつある。
独立リーグの試合は三田で初めて見た。多くの選手がプロを夢見て練習しており、「経験を重ね、いつかプロの球団職員を目指したい」と志を重ねる。選手の必死な背中を見つめ、「いい影響を受けながら一緒に挑戦を続けたい」と誓う。

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