兵庫県三田市はこのほど、市外から移住を考えている人に向けたオンラインの移住相談窓口を開設した。先輩移住者で作る「さんだ住まいるチーム」のメンバーが相談員となり、ニュータウンや農村地域での生活、働き方など、それぞれの三田暮らしを紹介する。(喜田美咲)
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で、市や同チームのメンバーが市外に出張し、移住を呼び掛けるイベントは開きづらくなった。一方で、コロナの影響でリモートワークに注目が集まった。市は、地方移住すれば、多様な暮らし方や働き方が実現できることをPRするため、5月末にオンライン相談窓口を開いた。
相談員は30代から70代の男女6人で、高平地区で農業をしている人や、藍地区から大阪へ勤めている人などさまざま。相談者はホームページに掲載されたメンバーの中から話を聞きたい人を選び、専用フォームや電話などで申し込んで互いに合う時間を調整する。
相談員の一人、同市に住む太野達徳(たつのり)さん(42)は4年前に移住してきた。妻の啓美さんと4歳の長女、想乃(その)ちゃんとの3人暮らし。現在は大阪の会社に週1、2日電車で通い、残りは在宅で働く。
生まれも育ちも伊丹市だが、家族の都合で丹波市に住んだことがあった。窓を開けたら広がる緑に「田舎っていいな」と思うようになった。家を買うと決めた時、土間や梁(はり)があり、片道2時間以内で通勤できることなどを条件に探した。
長く人が住んでいなかった木造2階建ての空き家を購入し、取り壊して建て直した。地元の大工に希望を伝え、モダンな和風の家に仕上げた。趣味の写真をギャラリーとして展示する土間や、スクリーンやプロジェクターを設置しワークショップが開ける12畳の和室も備えた。将来的に家を手放すことになっても、家の価値を残せるよう特色を持たせた。
都市部と比べ、同じ値段で数倍の広さの家屋が手に入る。休日は庭でバーベキューも楽しめる。テレワークでできた時間は、自身の勉強にあてた。「こんないい話、みんなに知らせたいし、仲間を増やしたいじゃないですか」。3年前、さんだ住まいるチームに参加した。
相談では、家探しや住んでみて良いところ、困ったことなどを相手の希望に添って話していく。「三田の空き家は大手の不動産が扱っていないことが多く、地元の業者を何軒か巡った」「空き家バンクを毎日チェックした」「藍本の冬は特に寒く、床や浴室に暖房をつけるべきだった」など、自らの経験を基にしたアドバイスをふんだんに盛り込む。オンライン窓口の開設に「メンバーによって視点は違えど、みんな三田の魅力を発信したいと考えている。一対一だからこそできる踏み込んだ話もしていきたい」と意気込む。
オンライン相談は、平日の午前9時から午後5時半(それ以外の時間は応相談)。市若者のまちづくり課TEL079・559・5041

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