奈良時代、伝染病の収束や社会不安の払拭を願って奈良・東大寺の大仏が造られたことにならい、高平小学校(兵庫県三田市下里)の児童がこのほど、新型コロナウイルス禍が収まるようにと、校庭にほぼ実物大の大仏の絵を描いた。6年生11人が協力して白線を引き、縦約20メートル、横約14メートルに仕上げた。(小森有喜)
8世紀前半には天然痘が大流行し、政権を担っていた藤原氏の4兄弟をはじめ、人口の約3割が亡くなったという推計もある。飢饉(ききん)や大地震も起こり、社会の不安を取り除こうと、聖武天皇が大仏を建立したと言われている。児童は6月に入ってから、社会科の授業で当時の歴史について学習した。
6月に予定していた修学旅行は新型コロナの影響で9月に延期になったが、行き先が授業で学んだ舞台ということもあり、担任の内田健吾さんが「みんなで協力して思い出になるものを作ってほしい」と提案した。6年生は大仏の手や目の大きさなどを調べ、できるかぎり実物大に近づけた。
この日児童らは、前日から校庭を覆っていた雨よけのブルーシートを片付け、作業を開始。目安となる升目を描き、下書きの線を引いた後、下書きに沿ってラインカーで丁寧に白線を描いていった。慣れない曲線を描くのに苦労しつつも、「ここだけ細くなってるで」「顔、こんなにでかかったっけ」などと声を掛け合いながら作業を進めた。台座は赤や黄色などでカラフルに仕上げ、1時間ほどで完成。小型無人機(ドローン)を使った記念撮影では、児童と教師の計12人が縦に寝転んで大仏と背くらべ。惜しくも届かなかったが、「勝てんかった」などと大はしゃぎだった。
男児(11)は「上から見たら思ったよりも大きくてびっくり」と満足そう。「奈良で本物の大仏を見るのが楽しみ」と話していた。

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